どうも。ディズ(@_MONOGREAT_)です。
スマホゲームで遊んでいると、スマホがアツアツになって困ったことはないだろうか?
年々ゲームの性能が上がっている現在、スマホと発熱の問題は切っても切れないものとなってきている。発熱しすぎると、ゲーム中に誤作動したり、バッテリーにダメージを受け、スマホの寿命を縮める原因にもなるので、なるべく避けたいところだ。
そこで紹介したいのが、GameSir
から新発売された冷却ファン付スマホ用グリップ「GameSir F8 Pro Snowgon」だ。

F8 Pro Snowgonに搭載されたGameSir初となる冷却ファンは、半導体冷凍技術を基に設計されており、アルミニウムシートと、半導体冷凍チップ、冷却ファンを組み合わせることで、驚くほどの冷却力を発揮している。

背面スタンドを立てれば、据え置きの卓上ホルダーとしても使える。

実際に冷却ファンを試してみると、ものすごい冷却性能で、みるみるスマホの温度が下げることができた。スマホ用コントローラーもいいが、ゲーム中の発熱で悩んでいるならこのグリップが役に立つだろう。
ということで、今回はスマホ用グリップ「F8 Pro Snowgon」の使用感をレビューしていくぞ。
GameSir F8 Pro Snowgonのデザインと付属品

ボディは樹脂製ではあるものの、しっかりとした造りで頑丈だ。
重さが143gあり、グリップにしては少々重いが、ホールド感が上がるのでスマホ単体で持つよりも軽く感じる。

左グリップには、アナログスティックのようなパットが装着されている。
このパッドは、上下の位置調整や、二段階の折り畳み、取り外しが可能で、ユーザー次第で柔軟に対応できる。
スマホに装着すると、こんな感じ。

左右のグリップが開いてスマホを挟み込む形でホールドしてくれる。

ホールドした状態でも充電ケーブルを差し込めるようにグリップ部分には穴が空けてあるぞ。

背面のファンは、電源を入れるとゆっくりと7色に変化しながら発光する。ゲーミングらしいライティングだが、発光パターンの変更や発光OFFにはできない。
背面には、スタンドがついているので、スマホを置いて映画やYouTubeを見るのにも役立つ。

スタンドを使っても、ギリギリ充電コードが折れ曲がらず使えるが、できればL字の充電コードを用意したほうがよさそうだ。
バッテリーは内蔵してないので、冷却ファンを駆動させるには、モバイルバッテリーやUSB充電器から10W(5V/2A)での給電が必要になる。
必要な電力を計算すると1000mAhで30分駆動するため、一般的な「5000mAhのモバイルバッテリー」なら2.5時間ほど使えるはずだ。

パッケージ内容は、以下の4点だ。

- F8 Pro Snowgon本体
- USB Type-C to Aケーブル
- 取扱説明書類
- ステッカー
GameSir F8 Pro Snowgonを使えば-10℃冷やしてくれる
ここからは、F8 Pro Snowgonの性能をチェックしてみよう。

ファンの動作音・冷却性能
電源を入れると、一定の速度でファンが回転し、動作音が非常に静かであることがわかる。この大きさならゲームサウンドの邪魔をしないので、プレイに集中できるだろう。
さて、肝心の冷却性能はどうだろうか?

ぴとっ…

ぬぁ?! つ、つめたぁぁぁっ!!!!
これ、むちゃくちゃ冷えてるんですけど!!
表面温度を測ってみると、なんと8.6℃!!!


これは驚きの冷たさだ!!!
正直ここまで冷たくなるとは思わなかった。



これは期待できるね!!!
ゲーム中の温度比較
実際にゲームをやってみて、F8 Pro Snowgonの有無でどれだけ温度が変わるのか試してみた。


ゲーム :CoD Mobile
使用端末:ROG Phone5
1 電子温度計でスマホ表面温度を測る
2 温度監視アプリ(CPU Monitor)でCPU温度を測定
ゲーム内の画質は最高画質、最大フレームレートにセットし、最高負荷で測定してみた。
それぞれ30分ほどプレイして最高温度に達したときの温度を記録していく。
で、それぞれの結果がこちら。
開始時 | F8 Pro Snowgon | スマホのみ | |
---|---|---|---|
表面温度 | 32.0℃ | 31.4℃ | 41.5℃ |
CPU | 33.0℃ | 31.0℃ | 41.0℃ |
なんと、開始時よりも冷たくできてしまった!!!
表面温度で-10.1℃、CPUでも-10℃も下がってて、実際に触ってみても、明らかに温度が違い、ほぼ熱さを感じない。
CoD Mobileは負荷が強く発熱しやすいゲームだが、ここまで冷却してくれるなら、スマホへのダメージはほぼなくなるだろう。
それと左グリップについたパッドだが、ゲー厶ボタンの位置や大きさを調整してあげるだけで簡単に使うことができた。


しかし、その使い心地は、RPGやライトなアクションには使えるが、CoD Mobileのような高度な操作を必要とするゲームには、操作に限界があり上位陣に対抗するには難しいと感じた。
GameSirの別売トリガーも併用可能
F8 Pro Snowgonは、別売りのトリガー型コントローラー「GameSir F2」や「GameSir F5 mini controller」と併用もできる。


どちらも画面上のボタンを直接タップしてくれる簡易的なコントローラーで、ジョイスティックと同様にゲーム内の設定で画面上部にボタンを配置するだけで使用可能だ。


「GameSir F2」は、プラスチック製の簡易的なコントローラーで耐久性が心配だが、その分お安く手に入るお手軽アイテム。




ボタンの反応が良く、押したときの音もしないので、使い勝手がいい。画面にかかる部分が大きいのが唯一の弱点か。
「GameSir F5 mini controller」は、画面占有面積が少なく連射機能を利用できるちょっと高機能なコントローラー。




こちらもコンパクトでボタン反応が良いが、クリック音がするのが気になる。
それぞれF8 Pro Snowgonと併用すれば、まるで本格的なコントローラーのようなスタイルでプレイできて、誤作動やズレなくプレイが可能だ。


ただ、ROG Phone5のように背面がラウンドしているスマホだと、次第に取り付けがズレてしまい、最後にはF2もF5もはじけ飛んで使えなかった…


使用感は良かっただけに非常に残念…
ちなみに、画面タップで操作していると、指が滑らなくて操作性が落ちることがあるよね?
そんなときは、「フィンガースリーブ」がおすすめ。


GameSirからもフィンガースリーブ「Talons」が発売されていて、これで操作するとスルスルと操作できてF8 Pro Snowgonとの相性も抜群だったよ。



安いし、操作性が段違いだからこれだけでもプレイが変わるぞ
GameSir F8 Pro Snowgonの冷却ファンでずっとゲームができる
さて、最後にF8 Pro Snowgonの特徴をまとめてみよう。


- ホールドがしやすい
- ゲーミングらしいライティング
- -10℃も冷やせる冷却ファン
- 装着したまま充電できる
- スタンドで動画視聴や据え置きでゲームできる
- ジョイスティック付き
- 他のアタッチメントと同時に使える
- ファンとグリップを切り離せない
- ファンに電源が必要
- ライトをオフにできない
GameSir F8 Pro Snowgonは、電源が必要ではあるが、ものすごい冷却力とホールドのしやすさで、疲れにくく充電しながらでもプレイが可能になる。
“ゲームの継戦能力が無制限になる“というのが一番のメリットだろう。
さらに相性がいい「GameSir F2」や「GameSir F5 mini controller」「Talons」などと組み合わせるとさらに快適な操作ができる。しかも、グリップだけでなく、スタンドとしても使えるので、一石二鳥な便利なアイテムだった。
もし、ゲームの発熱や手の疲れが気になっているなら、ぜひ使ってみてほしい。
ということで、今回は以上。
ディズ(@_MONOGREAT_)でした。



ばいば~い
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