どうも。オシャレなスマートウォッチが大好きなディズ(@_MONOGREAT_)です。
Apple Watch S6 のようなオシャレで高機能なスマートウォッチが欲しいけど、値段が高いし、毎日充電するのは面倒だって人は多いのではないだろうか?
そんな人にピッタリなスマートウォッチが、2020年12月4日にHuamiから新発売されたぞ。
それが今回紹介する
『 Amazfit GTS 2 』だ!!!
Amazfit GTS 2は、Xiaomiの子会社であるHuamiが製造するスマートウォッチで、Apple Watchライクなデザインで、スポーツからフォーマルまで合わせることができる。機能面でも充実していて「24時間心拍数モニタリング」「睡眠モニタリング」「ストレスモニタリング」などを搭載したハイエンドモデルである!!
しかも、Apple Watch S6に搭載の珍しい機能「SpO2センサー(血中酸素検出機能)」や、7日間連続使用ができるスタミナを持っているのに、ハイエンドモデルの中では比較的安い29,800円とコスパまで高いモデルなんだ。
そこで今回は、Amazfit GTS 2 の実力がはたしてどんなものなのか徹底的にレビューしていくぞ。
Huami (華米科技Huami Technology)は、2013年に米国のニューヨーク証券取引所に上場したXiaomiのグループ企業だ。Mibandシリーズなどの Xiaomi のウェアラブル製品のデザインと製造を担っているメーカーで、1億台ものウェアラブル製品を出荷しているそうだ。
「Amazfit」は、Huamiがミドル・ハイエンド向けに展開する自社ブランドである。
この記事は、Amazfit正規代理店 アースリボーン様から製品を提供してもらい作成しているが、遠慮なく欠点も含めてしっかりと書いていくぞ。
スマートウォッチ Amazfit GTS 2 レビュー
どんなスマートウォッチなのか?
Amazfit GTS 2 は、スクウェアタイプのデザインで、女性にもオススメなスマートウォッチだ。
Apple Watch S6にしかない「SpO2センサー(血中酸素検出機能)」や常時表示ディスプレイを搭載して、7日間もの長時間駆動できるバッテリーを備えている。
メールの返信や電話の発信など一部機能は搭載していないものの、各社のフラッグシップモデルと同レベルの性能を持ったスマートウォッチが、Apple Watch S6 の半額で手に入るという高コスパにも注目してもらいたい。
モデル名 | Amazfit GTS 2 |
---|---|
サイズ | 42.8×35.6×9.7mm |
重量 | 24.7g(ストラップなし) |
材質 | アルミニウム合金 |
防水等級 | 5ATM 水深50mまで防水 |
ディスプレイ | 1.65インチ有機EL(AMOLED) |
解像度 | 348×442 |
連続使用時間 | 7日間 |
センサー | SpO2(血中酸素濃度)、移動/空気圧センサー 加速度センサー、ジャイロスコープ 地磁気センサー、環境光センサー |
接続 | Bluetooth 5.0 WLAN 2.4GHz |
2020年11月に発売されたAmazfit GTR 2 と、今回の Amazfit GTS 2 とでは、コンセプトが明確に違っているようだ。
Amazfit GTR 2 >> より高機能を追求したモデル
Amazfit GTS 2 >> 高機能も備えつつ、デザイン性を重視したモデル
簡単に言えばこのようなイメージだろうか。
具体的にどんな違いがあるのか、ほかのスマートウォッチと比べてみたのがこちらだ。
モデル名 | Amazfit GTS 2 | Amazfit GTR 2 | Apple Watch SE | Apple Watch S6 | Galaxy Watch3 |
---|---|---|---|---|---|
値段 | 29,800円 | 29,800円~ 32,800円 | 36,080円~ 41,580円 | 50,380円~ 62,480円 | 49,500円 |
サイズ | 42.8×35.6×9.7mm | 46.4×46.4×10.7mm | 40 mm /44 mm | 40 mm /44 mm | 46.2 x 45.0 x 11.1 mm |
ディスプレイ | 1.65インチ有機EL AMOLED | 1.65インチ有機EL AMOLED | 有機EL Retina | 有機EL Retina | 1.4インチ有機EL Super AMOLED |
駆動時間 | 7日間 246mAh | 14日間 471mAh | 18時間 | 18時間 | 約56時間 340mAh |
重量 | 24.7g | 39g | 30.1g または 36.7g | 30.1g または 36.7g | 53.8 g |
常時文字盤表示 | 〇 | 〇 | ✕ | 〇 | 〇 |
音楽再生 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
通話 | 〇 ※発信不可 | 〇 ※発信不可 | 〇 | 〇 | 〇 |
睡眠測定 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
SpO2センサー | 〇 | 〇 | ✕ | 〇 | ✕ |
心電図測定 | ✕ | ✕ | ✕ | 〇 | ✕ |
ワークアウト | 90種類 | 90種類 | 16種類 | 16種類 | 120種以上 |
こうしてみると、Apple Watch SEには、常時表示やSpO2センサーがないのに、Amazfit GTS 2 はそれらを搭載しつつ最大で1万円も安くコスパの良さが光っている。
スマートウォッチ Amazfit GTS 2 レビュー
女性にも使いやすいオシャレなデザイン
では概要がわかったところで、さっそく開封していこう。
箱を開けたら箱。マトリョーシカかな?
シルバーの文字がかっこいいぞ。
やっと出てきた。
意外と小さくて、女性にも違和感なくつけられそうな印象だ。
セット内容はこんな感じだ。
- Amazfit GTS 2 本体
- 充電用ケーブル(USB-A)
- 説明書
※ACアダプターは付属なし
必要最低限でシンプルな内容だね。
女性にも似合うカラーリング
カラーリングは、アーバングレー・ミッドナイトブラック・デザートゴールドの3つが用意されていて、ゴールドやグレーは女性によく似合うデザインで、選択肢の幅が広いのがうれしい。
今回僕が選んだのはミッドナイトブラックだ。
主張が控えめなので、ストラップを取り換えることでさまざまな雰囲気を出すことができて、スーツからカジュアルなスタイルまで幅広く使えるカラーだ。
3Dカーブベゼルレスデザイン
Apple Watchに代表されるスクウェア型のディスプレイには、ダイヤモンドライクカーボン(oDLC)というコーティングを施したガラスが使われている。
3Dカーブベゼルレスデザインで枠がなく非常にスッキリとまとまっている。
ベゼルがなく画面の端までフリックしやすく、指紋防止コーティングもされているので、汚れにくいのも嬉しいところだ。
ベゼルレスとは言っているが、実際には太めのベゼルが存在する。
文字盤によっては、けっこうベゼルが目立っていて、Amazfit GTR 2 よりも太く感じる。
ディスプレイ表面には、1.62インチの有機EL( AMOLED )が使われている。
有機ELは、液晶に比べて明るいので、屋外でも非常に見やすく、どの角度から見ても高精細な映像を表示できる。
Amazfit GTR 2 の丸いディスプレイと比べるとこんな感じだ。表示する面積は少ないものの四角い画面で情報が見やすいぞ。
裏面は、段差が緩くツルツルとした表面で洗いやすい。
Amazfit GTS 2 は、5ATM という水深50mまで対応した防水性能を持っているから、お風呂まで付けっぱなしでOKだ。
丸洗いができるので、スポーツで汗をかいても清潔に保つことができるぞ。
文字盤には、57種類もの豊富な文字盤が用意されているので、カスタムの幅がかなり広い。
好きな写真を文字盤にすることだってできるぞ。
Amazfit GTR 2 と同じく、一部の文字盤が表示する項目をカスタムできるのが嬉しいところだ。
例えば、この文字盤なら小さいメーター2つを別の項目に変更できる。
自分がほしい項目を選んで、好みの文字盤にカスタムしよう。
装着感
いよいよ 装 着 ダ ッ !!!
お?
おぉー着けてないみたいに軽いよっ!!!
シリコンストラップがものすごく柔らかくて、少しだけ伸びるので手首への負担がかなり少ないのが良い。ストラップ込みで実測で40gしかない本体は、ほとんど重さを感じないほど快適な装着感。
自然な着け心地すぎて、外しててもつい時計を見てしまうくらいだ。
女性がつけても大きすぎず、ちょうどいい感じのサイズ感だ。
交換可能なストラップ
装着されていた20mmのストラップは、市販のストラップと交換が可能だ。
留め穴が多いので、腕に合わせて細かく調節できる。
残念ながら手元に20mmストラップがなかったので交換はできなかったが、かなりイメージが変わるのでぜひ試してみてほしい。
例えば、Fullmosaというメーカーからは全12色の本革製バンドが販売されているぞ。
充電方法
付属の充電ケーブルには磁石がついてるから、適当に置いても充電できる。
充電時間は、仕様で2時間かかるはずだが、実際には1時間20分で完了した。Amazfit GTR 2 のように急速充電はできないが、5分に6%~7%充電されるようだ。
30分で36%〜42%ほど充電できるから、1日ぐらいは余裕で使えるだろう。
ペアリング方法
スマホとのペアリングはアプリを使って接続する。
完了したらアップデートが始まるので、そのまま更新しよう。
- 専用アプリ「Zepp」をインストール
- Amazfit GTS 2 に表示されるQRコードを読み込む
スマホとのペアリング方法を読む
まずはペアリングのために専用アプリ「Zepp」をインストールしよう。
初めて起動すると、ペアリングに使用するQRコードが画面に表示される。「Zepp」を起動してログインし、Amazfit GTS 2 に表示されているQRコードをスキャンすればペアリング完了だ。
また、ワイヤレスイヤホンとペアリングすれば、Amazfit GTS 2 に保存された曲を聴くことができるぞ。
ワイヤレスイヤホンとペアリングする
Amazfit GTS 2 から以下の操作をしてペアリングする。
ボタン1回押す→設定→ネットワークと接続→Bluetooth→その他のデバイスの検索をタップ
ここでペアリングモードにしたワイヤレスイヤホンを近くに置けば、イヤホンの名前が一覧に表示されるので、選択すれば完了だ。
ちなみに公式You Tubeでは、ペアリング方法とアプリの使い方が説明されているから参考にしてみてくれ。
スマートウォッチ Amazfit GTS 2 レビュー
目玉機能がたくさんある
さっそく目玉機能の数々を使ってみよう。
Amazfit GTS 2 だけで音楽を保存・再生できる
Amazfit GTS 2 には、本体に3GBのストレージが用意されていて、単独で300~600曲(MP3のみ)ものデータを保存・再生できる。
保存した音楽を搭載されたスピーカーで聴けるのはもちろん、ワイヤレスイヤホンに繋いで聴くことも可能。
これなら、スマホを持たずに音楽を聴きながらスポーツできるぞ。
さっそく何曲かアプリで転送して、搭載スピーカーで聴いてみた。
このスピーカーは、小さいながらも最大音量がスマホの60%くらい出せて、かなり大きな音だが音割れせずに聴けた。
こんな小さなスピーカーで、音量を上げても音割れしないってすごいよね。
ちなみに、Amazfit GTR 2 では、手首を曲げるとスピーカーに干渉して音がこもっていたが、Amazfit GTS 2 ならそんなこともなく気にせず楽しめるぞ。
Bluetooth接続でスピーカー通話をしよう
スマホに着信があると、Amazfit GTS 2 でスマホ並みのスピーカー通話ができる。かなりクリアに話すことができて、とてもスマートウォッチで話しているとは思えないほどの音質だった。
ノイズキャンセルも強力に効いていて、試しに近くで指を鳴らしてみても、言われなければ気づかれないほど相手にはほとんど聞こえなかった。
残念ながらAmazfit GTS 2 からの発信はできないが、Amazfit GTR 2 のようにスピーカーとの干渉もないし、まさに完璧なスピーカー通話と言えよう。
SpO2(血中酸素濃度)測定
Amazfit GTS 2には、SpO2(血中の酸素濃度)の測定機能が搭載されている。
手動で測定しなければならないけど…
SpO2(動脈血酸素飽和度)とは、心臓から全身に運ばれる血液(動脈血)の中を流れている赤血球に含まれる ヘモグロビンの何%に酸素が結合しているか、皮膚を通して調べた値だ。
簡単に言うと、血の中にどれだけ多くの酸素が溶け込んでいるかを表す数値である。
健康な人であれば、96%~99%の数値を示すが、90%以下の場合は十分な酸素を全身の臓器に送れなくなった状態(呼吸不全)になっている可能性がある。
体調が悪くなると、この数値が低下していくため健康管理のひとつのバロメーターとして使えるぞ。
その他の便利機能
Amazfit GTS 2 には、他にもいろんな便利機能がついている。
具体的には次のような機能だ。
- Alexaでボイスコントロール
- カスタムできる文字盤
- PAI ™健康評価システム
- 外したら画面パスワードロック
- 睡眠モニタリング
- ストレスモニタリング
- 12のスポーツモード→90へとアップデート
- クイックアクセス機能
- 腕に合わせて画面を回転
- ストップウォッチ/キッチンタイマー
特に、AmazonのAlexaや外したら画面ロック、PAI ™健康評価システムは、搭載している機種も少なくレアな機能だね。
スマートウォッチ Amazfit GTS 2 レビュー
正確なワークアウトで記録しよう
Amazfit GTS 2 は、健康管理のための機能が充実していて、搭載したGPSによって、90種類以上のスポーツに対応したワークアウトで正確なデータをとることができる。
そこで、ワークアウトがどれほどの精度なのか検証してみた。
比較対象として、前回紹介した「Amazfit GTR 2」とぼくが前から愛用していた「HUAWEI Watch GT」を用意した。
まずは歩数計だ。
内周が790歩の公園を1周したときの歩数がこちら。
端末 | 表示歩数 | 誤差 |
---|---|---|
Amazfit GTS 2 | 853歩→1643歩 | 790歩 0歩 |
Amazfit GTR 2 | 1431歩→2225歩 | 794歩 +4歩 |
HUAWEI Watch GT | 895歩→1720歩 | 825歩 +35歩 |
Amazfitシリーズの歩数計は、ほぼ正確に計測されていた。
誤差は多くてもわずか4歩という驚きの数値だ。
HUAWEI Watch GTも十分許容範囲ではあったんだけどね。
続いて、GPSについて。
外周640mの公園を5周(3200m)走った結果がこちらだ。
端末 | 表示歩数 | 誤差 |
---|---|---|
Amazfit GTR 2 | 3100m | 100m |
Amazfit GTS 2 | 3040m | 160m |
HUAWEI Watch GT | 2580m | 620m |
HUAWEI Watch GTは、620mもの誤差が出たが、
Amazfitシリーズは、多くともわずか160mほどしかズレておらず、実に正確なGPS性能だった。
Amazfitシリーズなら、正確なGPSでスポーツの記録がしっかりと残せるぞ。
特にAmazfit GTS 2は軽くて小さいので、スポーツに集中できそうだ。
スマートウォッチ Amazfit GTS 2 レビュー
操作感や通知
右側にはボタンがひとつ搭載されている。
このボタンでは、
1回押す >> 設定やワークアウトなどのメニュー画面へ
2回押す >> 好きな機能のショートカット
という感じで操作できる。
Apple Watchとは違って、ボタンの周りにカバーがあるので、引っかかって破損しないようにされている。
ディスプレイの動作は非常にスムーズで、まさにストレスフリーだ。
右・左と着ける腕を設定すると、表示が反転するので左利きの人も使いやすいと思う。実は手首を曲げるとボタンを間違って押してしまうことがあるが、この左右入替えで回避できるぞ。
フリック操作 | ディスプレイの変化 |
---|---|
基本画面から左右へフリック | PAI→心拍数→天気→ミュージック →アラーム→ショートカット |
基本画面から下へフリック | 設定画面へ |
基本画面から上へフリック | 通知画面へ |
ただ、手首を持ち上げたときの画面点灯のレスポンスにムラがあるのが気になった。
基本的に腕を上げて0.5秒誤差くらいで点灯するのだが、なぜかたまに反応がしなくなるときがあり、ボタンを押さないと表示されないのでモヤモヤしてしまった。
原因は結局分からなかったが、アップデートで改善されるだろう。気になる人は常時表示をオンにして使えば大丈夫だぞ。
ちなみに、一般的なスマートウォッチなら、映画館や寝室などの暗闇で、自動点灯して眩しくなることもあるけど、次のふたつの機能で見事に解決していたぞ。
常時表示のスマート設定
⇒寝ている間は画面点灯しないようにできる。時間帯指定もできるぞ。
シアターモード
⇒このモードだと、手首をあげても画面点灯しない。
設定でモード選択しよう。
各種アプリからの通知は、「Zepp」でアプリ毎に設定して、Bluetooth接続するとスマホとほぼ同時に届くようになる。
メールなら題名まで、ラインなら最大337文字の本文が表示できた。
画像やスタンプなどは表示できないが、テキストをこれだけ表示できるなら、たいていのメッセージは読めるだろう。
Apple Watchのようにメールの返信まではできないものの、通知としてはとても便利で、手が離せないときも簡単に内容をチェックできるようになった。
スマートウォッチ Amazfit GTS 2 レビュー
バッテリーが期待外れだった
Amazfit GTS 2 に搭載された246mAhのバッテリーは、なんと7日間の連続使用が可能らしい。
そこで、実際に使って検証したときの記録がこちらだ。
日時 | バッテリー残量 | 消費電力/ 1時間当たり消費量 |
---|---|---|
12月6日1時30分 | 100% | ー |
9時30分 | 89% | 11%/1.37% |
17時00分 | 75% | 14%/1.86% |
21時30分 | 70% | 5%/1.11% |
12月7日8時00分 | 62% | 8%/0.76% |
15時00分 | 55% | 7%/1.0% |
12月8日0時00分 | 47% | 7%/0.77% |
7時00分 | 43% | 4%/0.57% |
20時00分 | 22% | 21%/1.9% |
12月9日7時00分 | 16% | 6%/0.54% |
14時00分 | 9% | 7%/1.16% |
23時00分 | 0% | 9%/1.0% |
結果としては、3日と22時間使い続けることが出来たが、目標の7日間の半分で力尽きて非常に残念な結果だった。
検証時の使用状況
- 照度オート
- ストレスチェック5分毎
- 通話を受ける
- アプリ通知一日20件
- 睡眠時呼吸の質モニタリングオフ
- 自動心拍数検出30分間隔
- Bluetooth常時接続
- 持ち上げたら表示6:30~21:00
- 画面自動オフ15秒
仕様上の条件よりも厳しい状況で使ったものの、ほとんどの人が同じように使うはずなので、今回の条件で検証してみた。使用状況によっても大きく前後するだろうが、ワークアウトもスピーカーもほとんど使わずに、仕様の半分しか使えなかったのはさすがに少なすぎやしないだろうか。
次に、Amazfit GTS 2 を使った通話や音楽再生でのバッテリー消費も調べてみたぞ。
検証内容 | バッテリー残量 |
---|---|
スピーカー50%5分間通話 | 100%→98% 2% |
スピーカー50%15分音楽再生 | 100%→94% 6% |
音量50%のワイヤレスイヤホンで 15分音楽再生 | 54%→45% 9% |
どの機能も5分で2%ほど消費していることが分かった。
ここから計算すると、スピーカーやイヤホンは、1時間で24%を消費し、理論値で4時間10分(250分)連続使用できるようだ。
連続駆動時間については、少し残念な結果だったが、それでもApple Watchの連続駆動18時間を大きく上回っていることに変わりはない。
今まで短い駆動時間のせいで、購入を先送りにしていた人はAmazfitシリーズなら満足いく結果を得られるだろう。
スマートウォッチ Amazfit GTS 2 レビュー
この性能なら買ってみてもいい
さて、最後にAmazfit GTS 2 の特徴をまとめてみよう。
- ベゼルレスデザインでオシャレ
- ディスプレイが四角で見やすい
- 通話や音楽再生ができる
- ワークアウト(GPSなど)が正確
- なめらかな操作感
- ストラップを取り替え可能
- 文字盤カスタムができる
- 駆動時間が思ったほど良くなかった
- 手首を曲げるとボタンを長押ししてしまう
- 音声アシスタントが未実装
やっぱり気になったのは駆動時間だ。
仕様通りの設定なら7日間持つかもしれないが、それだとほしい機能が使えないし現実的ではなさそうだ。フルで使うなら3日程度だろう。
とはいえ、Apple Watchの18時間よりも長く使えるし、1時間20分でフル充電できることを考えると十分なスタミナと言える。
駆動時間の問題はあるが、単体で音楽再生できたり、通話や90種類のワークアウトなど魅力的な機能が豊富に盛り込まれているにも関わらず、Apple Watchと比較すると最大半額ほどの差が出るのはやはりおいしいと言えるだろう。
29,800円となかなかのお値段だが、Apple Watchっぽいデザインのスマートウォッチがほしいなら、Amazfit GTS 2 がコスパが良くおすすめだ。
ちなみに、Amazfit GTS 2以外にも fitbit の選択肢もあるので、そちらもぜひチェックしてみてほしい。
ということで今回は、Amazfitシリーズ最新作のスマートウォッチAmazfit GTS 2 を徹底的にレビューしてみたぞ。
それでは今回は以上だ。
ばいば~い
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