どうも。ディズ(@_MONOGREAT_)です。
ゲームをやるなら、やっぱりコントローラーって必須ですよね。スマホゲームだってそれは同じで、タッチ操作ではちょっと限界があります。
そこで今回は、ほぼすべてのスマホゲームに対応するコントローラーをご紹介します。
それがこちら!!
『

『XOLORspace G06』は、以前レビューした『XOLORspace G01』と同じシリーズのフルサイズ有線コントローラーで、大きい分G01よりも操作性・安定性が向上しています。
- 充電なし・遅延なしで操作できる
- 使いながらスマホに充電が可能
- アナログスティックの押し込みボタン対応
- ほぼすべてのゲームに対応
スマホゲームだけではなく、有線でPCに繋ぐことでエミュレータなどで遊ぶこともできます。
ということで、今回は遅延ゼロの有線コントローラー『XOLORspace G06』をレビューしてみたいと思います。
XOLORspace G06のセット内容と外観
まずは、『XOLORspace G06』の外観や付属品を見ていきましょう。
XOLORspace G06のセット内容
『XOLORspace G06』は、非常にシンプルな箱に入っていました。
状態があまり良くなかったのが残念。

さっさと開けましょう。セット内容はこんな感じ。

- 本体
- USB-Cケーブル
- 説明書(入ってなかった…)
本体のほかには、接続に必要なUSB-Cケーブルが入っていました。
説明書も同梱されているはずなのですが、なぜか入っていない…。
とりあえず説明書の画像はこちら↓

この説明書は、日本語訳されて必要最低限の説明が書かれています。
うまくカスタマイズするためには、「SOE Game Center(手易)」という専門アプリを使う必要があります。
このアプリの使い方は、『【レビュー】遅延遅延ゼロ&充電しながら使えるAndroidスマホ用ゲームパッド『XOLORspace G01』| PUBGもリズムゲームもスマホゲームやるならこれに決まりっ!!!』で説明しています。
専用アプリのダウンロードはGooglePlayからどうぞ。
XOLORspace G06の外観
XOLORspace G06は、PS4の「DUAL SHOCK4」より一回り大きいフルサイズコントローラーです。

カラーリングは、この一色しかありません。

正直、全体的にチープで、デザインもイマイチですね。
非常にダサいです。
上部にはスマホと接続するためのUSB-Cポートがあります。

中央の部分を持ち上げると、最大85mmまでのスマホを装着するバインダーになります。

対応するスマホは、Androidの端末で、USB-Cポートを搭載している必要があります。
iPhoneとMicroUSBは対象外です。

公式では縦170mm以下である必要があるみたいですが、170mm以上でも使えそうですけどね?
非対応のモデルは以下のとおりです。
REDMAGIC、BLACKSHARK、ROG2、HUAWEI Enjoy 9plus、VIVO X 23シンフォニーエディション、 VIVO Y3、VIVO X20a、VIVO NEX、MEIZU 16th、MEIZU 16X、Nut pro2s、XIAOMI mix3、XIAOMI 8 YOUNG、XIAOMI 8、REDMI NOTE 8pro、REDMI note7、OPPO Find X、OPPO R 9s、OPPO R17、OPPO Reno、OPPO Reno 2、OnePlus 5
『XOLORspace G06』の素晴らしいポイントがこちら!!
実は下部にもUSB-Cポートがあるんです。

これ何だと思います??
なんと、ここにケーブルを挿すとスマホに給電できるんです!!
有線のコントローラーって、充電端子にケーブルを挿しちゃうんで、基本的に充電できないのがネックだったんですけど、『XOLORspace G06』なら、このUSB-CがUSB Power Deliveryに対応しているので、最大100W (20V / 5A)の充電をしながらプレイすることができるんです。
ついでに言うと、『XOLORspace G06』自体は充電が必要なく、スマホのバッテリーで稼働するので、バッテリーを気にせずいつでも使えます。
このあたりは、『XOLORspace G01』と同じくGシリーズの強みと言えますね。
グリップは、シリコン製の滑り止めがついていて非常に滑りにくく、いい感じにホールドができます。

手に持ってみると、こんな感じ。
ぼくの手は普通のサイズだと思いますが、しっかりとした持ち心地です。

XOLORspace G06の操作性
コントローラーで大事なのは”操作性“ですよね?
ということで、しっかりと確認していきます。

ちなみに、『XOLORspace G06』には、6軸ジャイロを搭載(手遊びモード時のみ)していて、スマホゲームでジャイロ操作が可能になるそうです。
だが、できない!!!
メーカーに聞いたところ、ジャイロがないスマホゲームに対応しているのだというので、CoDやIdentity V、PUBGなど試してみましたができませんでした…。
具体的にどのゲームに使えるのか聞いても曖昧な返答でよく分かりませんでした。



使えたらいいねってくらいで考えよう。
遅延がない操作
有線接続でのコントロールなので、無線コントローラーに見られる入力の遅延がほぼ発生しません。体感ではわからないレベルです。
実際に試してみましたが、実感できるレベルでの遅延は確認出来ませんでした。
これは『XOLORspace G01』と同じで、リズムゲームやFPSなどタイミングが大事なゲームに適してますね。
各ボタンの性能
初めにアナログスティックのテストをしたときは、不感地帯だらけでガッカリしました。
そのときのテストがこちら↓


でも、「SOE Game Center」でコントローラーのソフトウェアを更新したところ、大幅に改善しました。
改善したのが、こちら↓


個人的には、スマホゲームのFPSなんかは、スマホのジャイロ操作で細かな操作をするので、大きな視点移動で不感地帯の影響はあまり感じませんでしたが、アナログスティックで微調整が必要な場面では中央部分の不感地帯が残っているので、難しくなりそうです。
操作範囲については不感地帯が大きかったですが、『XOLORspace G06』のアナログスティックの滑らかさはなかなかのものです。
アナログスティックで渦巻きを描いて、操作のしやすさをテストしたのがこちら。
滑らかな操作ができないとカクカクとしてしまいますが、『XOLORspace G06』は非常に滑らかに仕上がりました。


DUAL SHOCK4並のなめらかな渦巻きが描けます。
しかも、アナログスティックの押し込みボタンもありますので、PSのように操作ができます。
総合的に考えると、アナログスティックの操作性は悪くない感じです。
続いて、各ボタンを見ていきます。
A/B/X/Yボタンの感度は、あまり良くないかも…ちょっと強めに押さないと反応しないので、4回に一回くらいミスります。CoDやるときはあまりA/B/X/Yボタンを使わないのでいいんですが…
ちなみに、L2R2のボタンは強弱の判定はなしのタイプ。


方向キーは十字キーで8方向入力が可能。
左を押したときに上方向に傾けると上が入力されてしまいますので、十字キーを多用するゲームではイライラのもとかも。


同時入力がどれくらいできるかも試してみたところ、ほぼすべてのボタンが同時入力可能でしたが、「START」と「R3」をそれぞれ押している間は、「L3」が効かないという不具合がありました。
とはいえ、これらを同時押しすることってあまりないかなって思います。
それに、アプリで割り振るときに、別のボタンに割振れば回避することもできるので、あんまり影響はないかな。
全体的には、ちょっと誤作動が気になるところでした。A/B/X/Yボタンと十字キーをあまり使わないゲームならいいですね。
CoDをこれでやったら、特に気になりませんでした。
XOLORspace G06はすべてのゲーム対応
『XOLORspace G06』は、ほぼすべてのスマホゲームに使えるのも大きな魅力!!


専用アプリ「SOE Game Center(手易)」には3つのモードがあって、それぞれ切り替えることで、いろんなゲームに使うことができます。
- 手遊びモード
- シュミレータモード
- PCモード
手遊びモード
スマホゲームの画面上のボタンに、コントローラーのボタンを割り振ることができるモードです。
これを使えば、リズムゲームでもMMORPGでもFPSでも、画面上の好きなところにボタンを配置できます。
いわゆる「キーマッピング」ってやつです。
『XOLORspace G01』では、たまに誤作動が起こってましたが、『XOLORspace G06』の場合はほとんど誤作動が起こらず、安定していました。
キーマッピングは、ゲームによってはチート行為としてBANされる可能性がありますが、「SOE Game Center(手易)」であれば今のところBANされずに問題なく使用できています。
今までいろんなゲームで使ってみましたが、使えないアプリはありませんでした。
シュミレータモード
エミュレータなどあらかじめコントローラーを使うことを前提のゲームに使います。エミュレータ側でキーの割り振りが済んでいるなら、繋げるだけですぐに使えますよ。
citra、DamonPS2、PPSSPP、ePSXeなど各種エミュレータで動作確認できました。
PCモード
その名の通りPCでコントローラーを使うときのモードです。
PCゲームをするときはこちらを選びましょう。
Steamでプレイしてみましたが、一応プレイはできました。
ただ、個人的にはマウス操作が前提のゲームはコントローラーではきついですね。
XOLORspace G06の気になるところ
使っていてちょっと気になった部分がありましたのでまとめてみます。
- 重心が高い
- ボタン音が大きい
重心が高い
『XOLORspace G06』でスマホゲームするときは、ホールドして使います。


しかし、このスタイルだと、どうしてもが高くなってグラついてしまうので、しっかり持たないといけません。



FPSゲームのジャンパー設定で操作してる人は分かると思うけど、LRボタンに人差し指と中指を持ってくると、不安定だから人差し指のみでの操作になっちゃうんだ
フルサイズのコントローラーをスマホを装着すると、この問題はけっこう出てくるので、慣れるまで頑張るしかないですねwww
ボタン音が大きい
各ボタンの音が結構大きいのも気になりました。
具体的には、XYABL1R1の音が結構鳴ります。
詳しくは、こちらの動画をどうぞ。
『XOLORspace G01』もボタン音が大きかったので、XOLORspaceはあまり気にしていないのかな?
カチャカチャうるさいんで、こういう細かいところも作りこんでほしいものですね。
XOLORspace G06はマルチに使えるコントローラー
さて、最後に『XOLORspace G06』の特徴をまとめてみましょう。
- 有線接続で遅延しない
- パススルーPD充電が可能
- 本体に充電は不要
- アナログスティックの押し込みが可能
- ほぼすべてのゲームに対応できる
- キーマッピングの動作が安定している
- デザインがダサい
- 重心が高い
- ボタン音が大きい
- アナログスティックに大きな空白地帯がある
- 「START/R3」を押している間「L3」が効かない
- 価格が高め
いくつか気になるところもありましたが、すべてのスマホゲームに使用出来て、充電不要でパススルー充電ができて、遅延がない操作感って結構メリットが大きいのではないでしょうか?
『XOLORspace G01』と同じような特徴ですが、こちらのほうが操作の範囲は広いですし、アプリ動作も非常に安定しています。
スマホゲームで遅延のない操作とプレイ中の充電を可能にしたいなら、このコントローラーは使えると思います。
実際、ぼくは最近はこれでCoDをやってますが、かなり快適に遊べてますよ。
しかし、逆にスマホゲームや遅延、バッテリーに、そこまでこだわっていないのであれば、正直に言って価格が高いので別のコントローラーをおすすめします。


そもそも、送料込みで7000円近くもするのに、この外観のチープさと操作の不感地帯の大きさが納得いきません。
もし、PCやエミュレータで使おうと思っているなら、同価格帯の『Xbox One ワイヤレスコントローラー』のほうがすべてにおいて上だと思います。
ということで、今回はどんなスマホゲームにも使えるandroid/PC用フルサイズコントローラー『XOLORspace G06』をレビューしてみました。
だいぶ『XOLORspace G01』に比べて辛口になってしまいましたが、使い方次第では使えますので、もし気になったら、候補のひとつに加えてみてください。
それでは今回は以上です。ディズ(@_MONOGREAT_)でした。
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