どうも。ディズ(@_MONOGREAT_)です。
先日、Xiaomiの1億画素スマホ「Mi Note 10」がニュースで報じられて話題になりましたが、そんなXiaomiは、スマホ以外にもコスパが高い製品を数多く輩出しているメーカーなんです。
そんな製品のひとつとして、今回新発売されたのが
「Mi スマートバンド4」

これは、いわゆるアクティブトラッカー(活動量計)と言われるガジェットで、スマホと連動して運動量を測定し、消費カロリーや運動の結果を記録してくれます。
スマートウォッチよりもできることは少なくなりますが、その代わりお手頃な価格で手に入ります。

そんな最新アクティブトラッカーのMiスマートバンド4の性能が凄すぎたので、妻へのプレゼントに買っちゃいました
簡単に特徴をまとめてみました↓
これだけの機能がついて3500円って凄くないですか?
- 20日間使えるロングバッテリー
- 各運動の消費カロリーや活動量などの記録
- 24時間心拍数モニタリング
- 毎日の睡眠診断
- スマホの着信やラインなどの通知
- スマホの音楽コントロール
でも、良いことばかりでホントに仕様通りの実力があるのか不安ですよね?
ということで今回は、Xiaomi Miスマートバンド4の実力の真偽を徹底調査していきます。
Xiaomi Miスマートバンド4の外観
さっそくセット内容からチェックしていきましょう。


Miスマートバンド4は、リストバンドに本体を装着して使用します。


ディスプレイは縦21.6mm×横10.8mmの0.95インチで2.5Dの強化ガラスが使用されています。
しかも、液晶ではなく有機ELである「AMOLED」を採用され、屋外でも非常に見やすく綺麗な表示になっています。


前モデルのMi Band3ではモノクロだった画面が、カラーになって39.9%も大きくなって進化しています。


画面下部にはタッチパネル式のボタンがあって、スリープの解除や戻る操作ができるようになっています。


本体の色はブラックのみですが、いろんな種類のリストバンドが発売されていますので、自分好みのカスタムすることが可能です。


本体裏面は、心拍数の計測部分が1mmほど出ていますが、幅が広いので飛び出し部の違和感はありません。




付属のリストバンド自体もしっかりとした作りで、簡単には切れたりしない強度です。


さっそく装着してみました。
リストバンドが優しく手首の曲げ伸ばしや運動の邪魔にならなくて快適です。


よくある丸型の時計だと、腕立て伏せのような運動のときに手首に当たって邪魔になることがありますが、Miスマートバンド4なら大丈夫です。


装着時の腕からの飛び出しは13mmですが、本体が丸みを帯びているので、引っかかるようなことはありません。
重さは22gしかありませんので、着けているのを忘れるほど。
一日中寝るときまで着けていられます。


防水性能は水深50mまで耐えられる5気圧防水です。
これなら、急な用事で泳いで川を渡らなくちゃいけないときでも、すぐさま飛び込むことができますね!
ちなみに、うちの妻はお風呂に入るときも、着けたままゴシゴシ洗ってます。
取り外しは、リストバンドを少し引っ張って、本体を下から上へ押してあげると簡単に取り外せます。


充電は、本体を取り外して充電クレードルに乗せるだけでOK。
充電クレードルに乗せて少し押し込んでやると「カチッ」とハマりますので簡単です。


ACアダプターがない人は、AnkerのAnker PowerPort Speed 4 がオススメです。
急速充電に対応していて、スマホの充電など必要なコードを一箇所にまとめることができますよ。
前モデルのMi Band3では、クレードルが半分だけだったんですが、Miスマートバンド4から船型になり充電ポジションに確実に乗るようになりました。


引用:amazon
Xiaomi Miスマートバンド4と前モデルMi Band3との違い
ここで前モデルMi Band3との違いを簡単にまとめてみました。
主な違いは次の4つです。
- 画面がカラーになり表示面積39.9%UP
- 搭載センサーに3軸ジャイロスコープが追加され、スイミングなどのアクティビティの正確性向上
- 音楽コントロール機能の追加
- 文字盤のカスタマイズ機能の追加
- 充電時間が30分短縮
Miスマートバンド4 | Mi Band3 | |
---|---|---|
本体材質 | ポリカーボネート | ポリカーボネート |
重量 | 22.1g | 18g |
防水性能 | 水深50mまで耐える 5気圧防水 | 水深50mまで耐える 5気圧防水 |
ディスプレイ | AMOLED(有機EL) カラー | 高精細OLED(有機EL) モノクロ |
画面保護 | 耐指紋コーティング | 耐指紋コーティング |
画面サイズ | 0.95インチ 縦21.6mm×横10.8mm | 0.78インチ 縦17.26mm×横9.66mm |
解像度 | 120 x 240 RGB | 80×128 |
ボタン | タッチパネル式 | タッチパネル式 |
リストバンド | ポリウレタン系熱可塑性エラストマー | 熱可塑性エラストマー |
リストバンド 調節可能な長さ | 155 – 216mm | 155 – 216mm |
センサー | 3軸加速度計 3軸ジャイロスコープ PPG心拍センサー 静電容量式近接センサー | 3軸加速度計 PPG心拍センサー |
Bluetooth | 5.0 | 4.2 |
バッテリー | リチウムイオンポリマー 135mAh | リチウムイオンポリマー 110mAh |
駆動時間 | 20日間 | 20日間 |
充電時間 | 1時間20分 | 2時間 |
システム要件 | Android 4.4、iOS 9.0以降 | Android 4.4、iOS 9.0以降 |
スポーツ機能 | トレッドミル エクササイズ 屋外ランニング サイクリング ウォーキング プールスイミング (スイミングなどの計測強化) 歩数計測 距離 消費カロリー | トレッドミル エクササイズ 屋外ランニング サイクリング ウォーキング プールスイミング 歩数計測 距離 消費カロリー |
健康モニタリング | 目標設定 睡眠モニタリング 心拍数モニタリング 座りすぎ通知 | 目標設定 睡眠モニタリング 心拍数モニタリング 座りすぎ通知 |
その他の機能 | カスタマイズ可能な文字盤 音楽コントロール 天気予報5日分 ロック画面 ナイトモード 振動アラーム タイマー ストップウォッチ イベントリマインダ 着信などの各種通知 デバイスを探す スマートロック解除 | 天気予報3日分 振動アラーム タイマー ストップウォッチ イベントリマインダ 着信などの各種通知 デバイスを探す スマートロック解除(Xiaomi製スマホのみ) |
Xiaomi Miスマートバンド4のペアリング方法
Miスマートバンド4を始めるには、スマホアプリの「Mi Fit」とペアリングすればOK。
しかも、このペアリングがすごーく簡単で、以下の手順ですぐにペアリングできちゃいます。
ちなみに、ペアリングまではすぐに終わりますが、そのあとのアップデートがありますので、合計15分ほどで準備完了します。
Mi Fit アプリをダウンロードする
いろんな設定やアクティビティの記録は、すべてこのアプリから操作します。
まずは、GooglePlayやAppleStoreからアプリをダウンロードしましょう。
「Mi Fit」
GooglePlayからダウンロードする「Mi Fit」
AppleStoreからダウンロードする
Mi Fitを起動してMiスマートバンド4を操作してペアリング完了
Mi Fitアプリを起動すると、Miスマートバンド4の画面がペアリングモードに切り替わります。


あとは、「✓」をタップすればペアリング完了です。簡単ですね。


ファームウェアのアップデートを見守る
ペアリングができたら、自動的にファームウェアのアップデートが始まります。


微笑みながら、しばらく眺めておきましょう。
準備完了!使い倒しましょう
アップデートしたら準備完了です。


Xiaomi Miスマートバンド4を徹底調査しました
前モデルMi band3からの進化したポイントや各機能の精度を調査しました。
進化ポイント1 音楽コントロール機能
Miスマートバンド4の大きな進化ポイントのひとつが「音楽コントロール機能」です。
スマホで音楽再生中に、スマホを出さずにMiスマートバンド4で曲送りや音量調整が可能です。


操作するには、スマホで音楽再生中に左右どちらかにスワイプしてあげると、操作画面になります。
進化ポイント2 文字盤のカスタム
Miスマートバンド4の進化ポイント「文字盤のカスタム」も試してみます。
文字盤カスタムの設定
アプリ→プロフィール→マイデバイス→Mi スマートバンド4→バンドディスプレイ設定→カスタム
今回は、こちらの迷子の鹿さんの画像を用意しました。


アプリを開いて上記のカスタムまで進めたら、下のボタンから写真選択すれば、カスタム文字盤にできます。




仕上がりがこちら。これで迷子の聞き込みに行きたいと思います。
ちなみに、画像を用意していなくても、アプリで直接写真を撮ることができます。
進化ポイント3 アクティビティ機能の強化
Miスマートバンド4に搭載されているセンサーに、3軸ジャイロスコープが追加されたことで腕の動きをより正確に測定ができるようになりました。
ちなみにMiスマートバンド4には、GPSは内蔵されていません。
活動量の測定は、スマホのGPSを使用して計測するため、運動中はスマホを持っている必要があります。
ランニングベルトのようなアイテムがあれば、運動の邪魔にならずにスマホを持てるのでオススメです。
ほんとにMiスマートバンド4は20日間使えるのか?
Miスマートバンド4は、前モデルのMi Band3と同じく20日間連続使用が可能です。
しかも、バッテリー容量がMi Band3の110mAhから135mAhに上がったことで、より高負荷の使用に耐えられるようになっています。
デフォルト設定を使用し以下の負荷をかける。
- 30分間の自動心拍数モニタリングを有効
- 毎日100件の通知を受信
- 毎日2回のアラーム
- 5分間振動
- 毎日タッチボタンを10回タッチ
- 毎日1回アプリと同期
実際に使用してみたところ、4日間と14時間(110時間)で26%減りましたので、計算したら17.6日間(423時間駆動)は持ちそうです。
使用方法によっては、さらに長持ちも可能です。
ちなみに、充電時間はフル充電まで1時間20分ほどかかりました。
前モデルのband3だと2時間くらいかかってしまっていたので、かなり早くなりましたね。
しかも充電始めの充電速度が早めで、10分ほどで20%くらいチャージされます。急ぎのときに便利ですね。
Miスマートバンド4の通知は使えるのか?
スマホに着信や各種アプリの通知があると振動でお知らせしてくれます。
腕時計で通話することはできませんが、着信を切ることはできます。


また各種アプリの通知は、Mi Fitで設定したアプリの通知を表示させることができます。
通知方法は、Mi Fitのアプリから選べばOKです。
アプリ通知の設定
アプリ→プロフィール→マイデバイス→Mi スマートバンド4→アプリ通知
Xiaomi Miスマートバンド4の残念なポイントと感想
今回の検証で残念なポイントがいくつかみつかりました。
- 充電時はバンドから外さなくてはならない
- 音楽コントロールはスマホで再生中でないと機能しない
- 急な用事で川に飛び込む人が続出する恐れがある
充電は20日に一回といえど、毎回バンドから外さなくてはいけないのは正直面倒ですね。
次回作では是非改善してもらいたいところ。
音楽コントロールは今回の進化ポイントでもあるんですが、Miスマートバンド4で音楽アプリの起動までできたら、さらに良かったですね。
あと非常に心配なのが、防水だからといって川に飛び込む人が続出することです。
川は危険なので、飛び込んではいけませんよ。
さーて、ここまでMiスマートバンド4を検証してきましたが、さすがに数万もするスマートウォッチほどではないにしても、3500円という低価格にも関わらず、ここまでの機能を盛り込まれているのは驚愕に価するのではないでしょうか。
機能が充実していて十分に使えるMiスマートバンド4はコスパ最高な入門機種といえます。
ぜひ一度チェックしてみてください。
ということで、今回は以上。ディズ(@_MONOGREAT_)でした。
コメント
コメント一覧 (2件)
「Miスマートバンド4の通知は使えるのか?」の下の写真のことで質問があります。
「腕時計で通話することはできませんが、着信を切ることはできます。」とありますが、この写真のバンド4表示上部を押すとスマホ本体で受話し、下部を押すと着信拒否するとの理解でよろしいでしょうか
着信時は、上部の赤いボタンが”電話を切る”もので、下部のボタンは”バンドの振動を止める”ものです。
よって、電話に出ることはできません。