この記事では、ワイヤレスイヤホンをはじめとしたさまざまな家電のグローバルメーカーである「TaoTronics 」から2021年3月12日に新発売された空気清浄機「TT-AP005」をレビューする。
このTT-AP005は、8畳の部屋をわずか 6分というハイスピードで、ホコリやペットの毛はもちろん、花粉やPM2.5など0.3
一人暮らしのワンルームやリビングに置いても、スタイリッシュなデザインでインテリアの雰囲気を壊すことなく馴染んでくれて、これ1台で部屋中を綺麗にしてくれる。お手入れもフィルターを交換するだけというお手軽設計なんだ。
特に気に入ったのが超静音で運転する「睡眠モード」
このモードは、とにかく静かなので運転していてもほとんど気にならない。
就寝中に使えば、花粉症の人にありがちな鼻詰まりも軽減できて快適に眠れるはずだ。
その他にも、
- 小さな子供がいる家庭に嬉しいチャイルドロック機能
- 部屋の汚れに合わせて自動で風量を調節する空気質感知機能
などを搭載していて、なるべく手間を減らして快適性を上げた空気清浄機だった。
それでは、さっそく詳しく見ていこう。
TaoTronicsの空気清浄機「TT-AP005」レビュー
スペックとデザイン|軽くて持ち運びしやすいサイズ感
パッケージの中身はこんな感じで、シンプルな内容だ。
- 本体
- AC電源ケーブル
- フィルター
- 説明書
「TT-AP005」は、本体下部の無数の穴から空気を吸い込んで、上に綺麗な空気を放出する仕組み。
横方向に風を起こさないので、冷たい空気が当たらないのがいいね。
上部のコントロールパネルはタッチパネルになっていて、スタイリッシュなデザインだ。
タッチ感度は非常に良くてほぼ思ったとおりに操作できる。
- チャイルドロック
- LEDオン/オフ
- 送風スピード切り替え(オート/睡眠モード/弱/中/強)
- 電源オン/オフ
- タイマー機能
- フィルター交換お知らせ
各ボタンの機能がオンになっているとバックライトが点灯して状態をお知らせしてくれる。
パネル周囲のLEDは、周囲の空気を感知する「空気質検知センサー」によって、汚れ順に赤➡緑➡青と変化するぞ。
下から吸い込んだ空気は、このパネルの周囲から上に排出される。
底面には防振用のゴム足になっているので、ファンの騒音や振動を軽減してくれる。
ここを開けるとフィルターが入っていて、かなりシンプルな構造であることが分かる。
加湿機能はついていないので、カビが生えることはなさそうだ。
フィルターは入れ替えるだけだから、すぐに交換できる。
ほとんどメンテナンスフリーだぞ!!
フィルターを外したら、中にファンが見えた。
ここにはフィルターを通過した空気が通るから、このファンのお手入れは基本的に不要だ。
本体を持ってみるとこんな感じ。
重さが2.6㎏しかないので、女性でも楽に持ち運びできる。
TaoTronicsの空気清浄機「TT-AP005」レビュー
安くてお手入れ簡単なフィルター
「TT-AP005」は、お手入れがすごく簡単で、底フタを開ければすぐに交換できる。
これがフィルターだ。
このフィルターは、三層の高性能フィルターになっていて、花粉やホコリ、PM2.5など0.3μm の微粒子の99.97%も捕捉することができる。しかも、一番内側に脱臭用活性炭フィルターがあることで、ペットのにおいなど嫌な臭いを軽減する機能がある。
ただし、ウイルスは0.02~0.1μm程度なので、TT-AP005で捕捉することは出来ない。
空気清浄機の命と言ってもいいフィルターは、定期的な交換が必要になってくるものがほとんど。
TT-AP005も同じで、メーカーは3-6か月くらいで交換することを推奨している。
そこで問題になってくるのが、フィルターの値段だ。
本体は安いけど、フィルターがやたら高いなんてことも多く、交換せずに使い続けている人も多いのではないだろうか。しかし、それではせっかくの空気清浄機がただの扇風機になってしまう。それに比べてTT-AP005のフィルターは、なんと2,599円とリーズナブルな価格設定になっている。
これぐらいなら定期的に取り換えても負担は少なそうだ。
TaoTronicsの空気清浄機「TT-AP005」レビュー
静音モードが優秀だ
TT-AP005は、ホコリがたまりやすい床に近い位置から360°全方位吸引して、上に向かって綺麗な空気を放出してくれるので、かなり効率良く換気ができる。それに、上に放出すると体に風が当たらないから快適性もアップしている。
洗浄能力は、8畳の部屋をわずか 6分で綺麗にできるほどで、帰宅したあとしばらく作動させれば、すぐに花粉とはおさらばだ。
運転モードには次の3つのモードがある。
- 空気質検知センサーによる「オートモード」
- 超静音の「睡眠モード」
- 手動による弱/中/強の「3段階風量調節」
この中でも一番気に入ったのが、「睡眠モード」だ。
ぼくは、寝室のドアが音もなく開いても目を覚ましてしまうぐらい寝つきが悪い。
そんなぼくだが「睡眠モード」を使ったら、音が全然気にならずに熟睡することができたんだ。
睡眠モード中は、LEDも消灯されて存在感がグッと薄くなるので、花粉やハウスダストに困っている人など睡眠中でも空気清浄機をつけていたい人には特におすすめだ。
試しに騒音計アプリで測ってみると、なんとたったの31㏈だった。
参考までに、いつも静かな図書館内が40㏈、ほとんど音がしない鉛筆の執筆音が30㏈ぐらいである。
ちなみに各風量モードでの音量がこちら。
運転 | 音量 |
---|---|
弱運転 | 33.4㏈ |
中運転 | 47.8㏈ |
強運転 | 61.6㏈ |
強にすると、ゴーゴー!!!! っとかなりの爆音になって、正直うるさい。
でもその分、出てくる空気も扇風機の強並みの風が出てくるので、一気に換気したいときに使うなら頼りになるぞ。
TaoTronicsの空気清浄機「TT-AP005」レビュー
静かで使いやすくランニングコストもかからない空気清浄機だ
さて、最後にTT-AP005の特徴をまとめてみよう。
- タッチパネルでスタイリッシュなデザイン
- お手入れはフィルター交換のみ
- 睡眠モードはマジで静か
- 8畳の部屋をわずか 6分というハイスピード洗浄
- 最大20畳まで対応できる
- 女性でも楽々運べるサイズ感
- 風が直接体にあたらない
- ランニングコストが安い
- 強運転時は爆音になる
TT-AP005は、一人暮らしのワンルームや寝室、玄関、キッチン、ペットケージ付近、子供部屋などなど、パワフルでコンパクトなので、いろんなの場所で活躍できるだろう。面倒になりがちなお手入れは、フィルターを交換するだけというほぼメンテナンスフリーで、フィルターも2,599円しかしないのでランニングコストも抑えられるのもうれしい。
毎年花粉やPM2.5など空気の汚れが気になるが、せめて家の中だけはTT-AP005で綺麗に保ってみてはいかがだろうか。
ということで今回は、TaoTronicsの空気清浄機「TT-AP005」をレビューしてみた。
気になった人はぜひ一度チェックしてみてほしい。
それでは、今回は以上。ディズ(@_MONOGREAT_)でした。
ばいば~い。
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