どうも。ディズ(@_MONOGREAT_)です。
今回の記事では、ついにあのSONYが作る完全ワイヤレスイヤホン
『WF-1000XM3』を手に入れたので、その使用感をレビューします。
『WF-1000XM3』の魅力は、何といっても最高の音質です。
SONYが誇る音質向上技術『DSEE HX』によって、MP3のような普通の音源でもハイレゾ級の高音質に変えてくれて、専用アプリ「Headphones Connect」ではイコライザーによって自分好みの音にカスタマイズすることも出来ます。
しかも、ソフトウェアの更新によって、常に進化し続けていて発売から1年ほど経過しているのに今なお大人気のワイヤレスイヤホンなんです。
この音質は間違いなく最高クラスの音質で、さすがSONYのフラッグシップモデルです。
さらに『WF-1000XM3』は、音質だけではなくアクティブノイズキャンセル(以下、ANC)の完成度の高さにも注目です。
このANCは、AirPods Proより弱いもののANC特有の圧や歪みをあまり感じないので、違和感が少なくて長時間装着しても苦にならないんです。それでいてしっかりと静寂さをもたらしてくれるから、音楽をしっかり楽しむことができます。
今までANCが苦手と感じていた人も、これなら満足するんじゃないでしょうか。
残念ながら防水機能はありませんが、もともとスポーツの用途には向いていませんので、割り切ってとことん音楽を楽しむイヤホンとしての使用をおすすめします。
とにかく高音質の音楽を楽しみたい人
ANCの圧力が苦手で避けていた人
屋内で落ち着いて聴く人
ということで今回は、最高の音質と静寂をもたらしてくれるSONYの完全ワイヤレスイヤホン『WF-1000XM3』をレビューしていきます。
最新ワイヤレスイヤホンを価格ごとにまとめた「【2020年最新版】完全ワイヤレスイヤホンを価格別に徹底比較しました|おすすめ16機種」も参考にどうぞ。
SONY WF-1000XM3レビュー
外観と仕様
それではさっそく箱から見ていきましょう。
『WF-1000XM3』の箱は、見た目はいたって普通の商品箱ですね。裏面には、特徴が書いてありました。
セット内容はこんな感じ。イヤーピースが充実していますね。
- イヤホン本体
- 充電ケース
- ハイブリッドイヤーピースロング(SS/S/M/L 各2)
- トリプルコンフォートイヤーピース(S/M/L 各2)
- 充電ケーブル(USB-A to USB-C™)(約20 cm)
- 説明書&保証書
それぞれ詳しく見ていきましょう。
イヤホンとケース
今回レビューしたのは、ブラック。
カラバリは、プラチナシルバーとブラックの2カラーで、どちらもケースのフタ部分はゴールドでプラスチック製なのにかなり高級感があります。
こちらがプラチナシルバー。女性に合いそうなカラーです。
ゴールドのフタは、ブラックのほうが合ってるかなって思います。
イヤホン本体です。
ここにもゴールドでSONYの文字が印字されていて、目を引くデザインになっていますね。ロゴの横の丸い穴は、外部の音を拾うマイクになっています。
ちなみに、このイヤホンは防水性能はありません。
音質に極振りしているので、防水機能はつけられていないんですが、それも許せるほどの音質です。
どちらかというと、ユーザーの用途次第で、もしスポーツ用途に使いたいなら潔く防水仕様の「WF-XB700」を選択しましょう。
重さは8.5gでワイヤレスイヤホンの中でも最重量クラスになっています。
単体で最大6時間連続使用(ANC ON時)することが出来て、約1.5時間でフル充電することが出来ます。
実際に以下の条件で測定してみました。
- 音量35%(ANCのおかげで音量は小さくても十分)
- ANCオン
- JPOPをリピート再生
- 音質有線+DSEE HX
結果は、3時間20分使用した時点で、残り20%のアナウンスがなりました。
さらに、そこから40分経っても残量20%のままで使えて、結局4時間30分で力尽きました。
う~ん。
ちょっとバッテリー持ちに関しては、1.5時間も少なくなってしまい、疑問の残る結果となってしまいましたね。
とりあえず、4.5時間は最高の状態で聞き続けることは出来るようです。
とは言え、通勤通学程度での使用であれば全然余裕で持ちます。
4.5時間ずっと聞き続けることはあんまりないと思いますし、聴かないときは、ケースに戻せば充電されるので十分ではないでしょうか。
あと、急速充電にも対応していますので、たった10分の充電で90分使用することが出来ます。
ちなみにケースと併用することで18時間連続使用が可能です。
結論:バッテリー切れたら、長めのトイレに行こう!!!
この躯体は、ワイヤレスイヤホンにしてはかなり大きく存在感がありますが、この中にアンテナが搭載されていて接続性能を一応高めています。(詳しくは音質のパートへ↓)
ロゴの横の大きな丸い部分は、タッチパネルになっていて、これでさまざまな操作が可能です。また、アプリによってタッチ操作の内容を変更することが出来ます。
タッチパネルの場合は、操作したかどうか分かりづらいイヤホンもありますが、『WF-1000XM3』は反応しないことはありませんし、反応したときに「ポン」とガイド音がなるので、とってもわかりやすいです。
音声アシスタント(Google アシスタント とAmazon Alexa、Siri)の起動にも対応していますので、ハンズフリーで電話をかけることもできます。
デフォルトの主な操作一覧
操作 | L側 | R側 |
---|---|---|
タップする | ノイズキャンセリング機能/ 外音取り込み機能 (アンビエントサウンドモード) の切り替え | 再生/一時停止 |
ダブルタップする | 終話/受話 | 次の曲の頭出し 終話/受話 |
3回タップする | ー | 前(再生中)の曲の頭出し |
触れたままにする | クイックアテンションモード | 音声アシスト機能 (Siri/Googleアプリ) の起動/解除 |
左右同時に触れた ままにする(約7秒) | 機器登録(ペアリング)モード | 機器登録(ペアリング)モード |
- ANCとアンビエントモードの切り替え
- 音楽再生
- 音量操作
- Amazon ALEX操作
裏面には、接触センサーが搭載されているので、イヤホンを外すと自動で音楽が止まる『オートポーズ機能』が搭載されています。
これが地味に便利で、急に話しかけられて外したときでも動画が一時停止してくれるので、見逃すことがありません。
また、感度もすばらしくって、同じ機能を搭載しているaudio-technicaの『ATH-CK3TW』と比べると、付け外しの反応速度が違いますし、誤作動もほぼありませんでした。
audio-technicaさん、応援してるからもっとがんばって!!
続いてケースを見ていきましょう。
ケースのゴールドのフタは、目を引くデザインでついつい机の上に置いて、自慢したくなるカッコよさがあります。
だが、自立しない!!!
このフタの部分を底にしないと立たず、横に置くしかできないので、イヤホンを取り出すときがちょっと出しづらいんですよね…
しかもフタを底にすると、キズが入ってしまいますので要注意です。
このケースには別途オシャレなケースカバーが売ってますので、カバーすることをおすすめします。
このケースカバーなら自立させることが出来ます↓
もしくは、フィルムという選択肢もあります。
サイズは横83✕縦59✕厚31㎜で手にしっかりと収まる大きさです。
重さは実測で76gで、最近のワイヤレスイヤホンにしては重く、ずっしりとしているので、落としたときが怖い。
フタを開けると、こんな感じにイヤホンを収納できます。
収納部分には磁石がありますので、軽く置くだけで充電ポジションについてくれます。充電中は、赤のLEDが点灯します。
底面?には、USB-Cの充電ポートがあります。
しかし、幅が15㎜と若干せまいので、大きい端子のケーブルだと入らないかもしれません。
付属品
残りの付属品も見ていきましょう。
まずは、イヤーピースですね。
標準のハイブリッドイヤーピースロング(SS/S/M/L 各2)と
発泡シリコンのトリプルコンフォートイヤーピース(S/M/L 各2)が入っていました。
ハイブリッドイヤーピースロング
その名のとおり少し長めのイヤーピースでフィット感は軽くて付けてて疲れにくく、音質も低音がライトな仕上がりになっています。薄いので遮音性はそれなりって感じ。
トリプルコンフォートイヤーピース
はじめは、Comply(コンプライ) みたいに低反発ポリウレタンかなって思ったんですが、全然違って発泡シリコンのフォームタイプのイヤーピースでした。つけてみた感じとしては、Comply(コンプライ) と同じように低音が強調され遮音性があがりました。
手持ちのイヤーピースも試してみました。
JVCのSpiral Dot(EP-FX9M)
付属品ではなく別売りのJVCのSpiral Dot(EP-FX9M)。
しっかりはめることが出来て、標準のイヤーピースより音がよりクリアになりました。
続いて、USB-Cのケーブルです。
USB-A端子とUSB-C端子のケーブルで20㎝ありました。
残りは説明書と保証書などの書類ですね。
以上がWF-1000XM3のセット内容になります。
WF-1000XM3の仕様
主な仕様は以下のとおりです。
ヘッドホン部 | |
---|---|
型式 | 密閉, ダイナミック |
ドライバーユニット | 6mm ドーム型(CCAWボイスコイル採用) |
マグネット | ネオジウム |
質量 *2 | 約8.5 g×2 |
ヘッドホン部(その他) | |
電源 | DC3.7V : 内蔵充電式リチウムイオン電池 |
充電時間 | 約1.5時間 |
充電方法 | USB充電(ケース使用) |
電池持続時間(連続音声再生時間) | 最大6時間(NC ON)/最大8時間(NC OFF) |
電池持続時間(連続通話時間) | 最大4時間(NC ON)/最大4.5時間(NC OFF) |
電池持続時間(待受時間) | 最大9時間(NC ON)/最大15時間(NC OFF) |
マイクロホン部 | |
型式 | エレクトレットコンデンサー型 |
指向特性 | 全指向性 |
有効周波数帯域 | 50 Hz-8,000 Hz |
付属品 | |
USBケーブル | USB Type-C™ ケーブル (約20cm) |
保証書 | ● |
取扱説明書 | ● |
Bluetooth | |
通信方式 | Bluetooth標準規格 Ver.5.0 |
出力 | Bluetooth標準規格 Power Class 1 |
最大通信距離 | 見通し距離 約10m |
使用周波数帯域 | 2.4GHz帯(2.4000GHz-2.4835GHz) |
対応Bluetoothプロファイル *3 | A2DP, AVRCP, HFP, HSP |
対応コーデック *4 | SBC, AAC |
対応コンテンツ保護 | SCMS-T |
伝送帯域(A2DP) | 20Hz – 20,000Hz(44.1kHzサンプリング時) |
ペアリング方法
『WF-1000XM3』のペアリングはNFC対応端末だと非常に簡単です。
充電ケースにかざすだけで、ペアリングしてくれるのでわざわざ設定からペアリングしなくても大丈夫なんです。
一度ペアリングしてしまえば、次回からフタを開けるだけで自動でペアリングできますよ。
SONY WF-1000XM3レビュー
音質とノイキャン
さっそくその音質を確かめてみよう。
ああぁぁぁぁ音に引き込まれるぅぅぅ
さすが業界最高と自負するだけはあります。
全体的にフラットな音質で原曲を忠実に再現してくれますし、音の解像度が高いっていうか、ほんと歌声をクリアに表現してくれるんです。
WF-1000XM3には、DSEE HXという技術が使われていて、この機能をオンするだけで明らかに音質が変わるのが実感できました。
高域のきらびやかな伸びのある音に、適度に効かせる低音がマッチしていて程よい感じ。音量を上げても音割れは感じません。
おもわず目をつぶって音楽に没頭してしまいました。
ソニーのCD音源や圧縮音源(MP3など)を“ハイレゾ相当”の高解像度音源にアップスケーリングする機能。音源の圧縮などにより、失った音を予測して復元することで最大96kHz/24bitのハイレゾ音質まで拡張してくれる。
アクティブノイズキャンセル(ANC)をチェック
特にANCをオンにしたときの静寂と歪みの少なさに驚きです。
通常のANCって、周囲の雑音と逆の音を出すことで、雑音を打ち消していますので、必然的に余計な音が入ってしまい、ホワイトノイズや音が歪む原因になってしまうんですが、ソニーが誇る「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1e」を搭載したWF-1000XM3の場合は、オンとオフでほとんど影響を感じませんでした。
それどころか、雑音がなくなったことで、さらに音が一歩前に出てきたような感じで素晴らしい出来栄えのANCでした。
音楽を流さずに、オンオフしてみると、ANCの違いがはっきりと感じ取れて、オンにした瞬間、空調や話し声がフッとなくなるのはすごく面白いですよ。
すぐ後ろに人が歩いていても全く分からないので、いきなり人が現れてびっくりしますから試してみてくださいwww
ANCを疑似体験しよう
あなたも下の動画でANCを疑似体験することが出来ます。
正確には周波数の違いなどがあり微妙に音が違いますが、ANCを起動すると、だいたいこんな感じになります。
- 100%の音量で聞く(通常時)
- 35%まで音量を下げる(ANC起動時)
どうですか?かなり音が小さくなったと思いませんか?
バスの騒音の中でこれほど効きますので、日常生活ではホント静かになりますよ!!!
また、ANCは逆の音を出しているので、エレベーターで移動するときに感じるようなの特有の圧力みたいな違和感を感じてしまいます。
人によってはこれが苦手って人もいると思うんですが、『WF-1000XM3』ならこの圧力をほとんど感じないので、今までANCの圧迫感が嫌で避けてたって人にも自信を持っておすすめ出来る性能ですよ。
ちなみに、同じANCを搭載したヘッドホン『WH-1000XM3』も同じく圧力が少なく、なおかつ『WF-1000XM3』よりも強力にノイズカットしてくれるので、ものすごくおすすめですよ。
外音取り込み機能をチェック
それと、『WF-1000XM3』には、『外音取り込み機能』もついてます。
これもほんと素晴らしい性能で、ほとんど何もつけていないような自然な音が聞こえます。
以前このブログでも紹介した「Jabees Firefly」にも外音取り込み機能が搭載されているんですが、Jabeesの場合はスピーカーで再生してますっていう感じの不自然さがあったんですが、『WF-1000XM3』なら全くそんなことがなく自然な音が聞こえます。
エアコンの風を若干拾っている感じもしますが、ほぼイヤホンを外したときと音が変わらないのには本当に驚きでした。
それと地味に便利だったのが、タッチパネル長押しで起動する「クイックアテンションモード」です。
これは、長押ししている間だけ音量を下げて外音取り込み機能がオンになるモードで、急に話しかけられたり、電車やバスのアナウンスを聞くのに便利なんです。わざわざ外音取り込みモードに切り替えなくていいのでお手軽で使いやすい機能のひとつでした。
遅延と接続性能をチェック
それと、ワイヤレスイヤホンで気になるのが、「遅延」と「接続性能」ですよね。
今回も実際に測ってみました。
まずは遅延の確認です。
『WF-1000XM3』は、コーディックがAACとSBCに対応しています。
今回はより低遅延のAACで検証です。
測定の結果、遅延は約180ms
若干の遅れが確認できますね。AACの仕様上の遅延が120msということを考えると、まあ妥当ではないかと思います。
実際に動画を視聴すると、よく見るとズレていますが、あまり気にならないレベルではあります。
リズムゲームなどシビアなタイミングを必要とする場面には向かないです。
続いて、接続性能です。
まずは、Bluetoothの切り替えについて。
『WF-1000XM3』はマルチペアリングに対応していますので、複数台の接続設定を保存しておくことが出来て、複数の端末で切り替えながら使用することが出来ます。(同時に接続できるマルチポイントには対応してません。)
しかし、マルチペアリングに対応しているイヤホンは多数あれど、スムーズに切り替えることが出来る機種はなかなかありません。
たいていの場合は、一度ケースに入れるなりする必要があって面倒でしたが、『WF-1000XM3』の場合は、接続していない端末から『WF-1000XM3』を選択するだけでスムーズに切り替えることが出来てすごく快適に使えました。
次は、接続強度を見ていきます。こんだけデカイイヤホンだからさぞ接続が強いだろうと、いつもの電子レンジ検証をしてみましたが…
起動中の電子レンジに影響されず、どこまで近づけるかを確かめる。電子レンジに近づけば妨害電波が強くなるので、実験結果の距離が近いほど強い接続性能を持っていることになる。
参考数値(あくまで独自の参考値になります)
標準 5m前後
良 2~3m
最良 2m以下
測定の結果
音質優先モードで 7.0m ひどい…
接続優先モードで 3.4m 良
接続性能に関しては、本当にBluetooth5.0 class1なのかと疑いたくなるほど弱かったですね。多分駅で「音質有線モード」使おうものならブチブチ切れることでしょう。実際、今こうして記事を打っているだけでも、たまに一瞬とぎれてしまいます。
Bluetooth5.0には、接続可能距離によって”class”とよばれる階級があります。
だいたいのワイヤレスイヤホンはclass2で、ハイエンド機種になるとclass1になります。
各classの接続可能距離は以下のとおりです。
- class1···100m
- class2···10m
- class3···1m
ということで外では、接続優先モードを使いましょう。
ちなみに、優先切り替えするとアプリが止まり切断状態となるので、アプリを操作したい場合は再接続が必要です。イヤホン自体は接続されているので、音楽を聴くだけならそのままで大丈夫。
SONY WF-1000XM3レビュー
生活に合わせた最適な音にしてくれる
『WF-1000XM3』には、アダプティブサウンドコントロールという機能があります。
この機能は、周囲の状況を把握して、その状況に一番適した音を自動で設定してくれるというもの。
例えば屋外の車通りが多い場所では外音取り込みモードになりますし、電車の中であれば騒音をシャットアウトするようにANCが自動で起動してくれます。
どんなときに便利かっていうと、タッチパネルにANC以外の操作を割り振っているときは、わざわざアプリを立ち上げて調整しなくてはいけません。
しかし、この機能をONにしておけば、自動で切り替わってくれるのでわざわざアプリを使う必要はなくすごく便利な機能なんですよ。
ただ、ちょっと感度が悪いんですよね~。
今後のアップデートに期待します。
SONY WF-1000XM3レビュー
専用アプリ「Headphones Connect」
専用アプリ「Headphones Connect」では、『WF-1000XM3』をさらに使いやすくカスタムすることが出来ます。
アプリとの接続が不安定だったり、もっとカスタムを細かくしたいところもありますが、このアプリによって確実に『WF-1000XM3』を自分好みにカスタムすることが出来ます。
ここでは、このアプリでなにが出来るのかを簡単に解説します。
まずは、アプリをダウンロードしましょう。
このアプリで出来ることは主にこの4つです。
- ANCと外音コントロールの調整
- イコライザーによる音質のカスタム
- 音質モードの切り替え
- タッチパネル操作のカスタム
このほかにも、オートポーズ機能や自動電源OFF機能のON/OFF、ガイダンスの日本語化、ソフトウェアの更新などの機能があります。
それぞれ見ていきましょう。
ANCと外音コントロールの調整
ANCのオンオフや強弱の設定が出来ます。ボイスフォーカスにチェックを入れることで、話し声がよく聞こえるようになります。
タッチパネルでの切り替えもできますが、操作を割り振らないといけないので、枠をひとつ使いたくない人はアプリから変えることができます。
イコライザーによる音質のカスタム
イコライザーによる8つの音質設定とユーザーカスタム設定枠が3つ用意されています。
このイコライザーを通すと、全く違った音に様変わりしますので、デフォルトの音が気に入らなくても、自由に自分好みの音に変えることができます。
もし、音質が好みじゃないことを心配しているなら、イコライザーがあるのでその心配はいりませんよ。
音質モードの切り替え
音質モード切り替えは、このアプリからできます。
モードは2種類。
音質優先モード・・・高音質で聞くならこちら。たまにブチっと切れます。
接続優先モード・・・屋外で聞くならこちら。接続が”良い”程度に改善されます。
ちなみにこのモードの下には、DSEE HXのON/OFF切り替え設定があります。
タッチパネル操作のカスタム
イヤホン本体のタッチパネルでの操作を変更することが出来ます。
セットごとの変更なので自由度はありませんが、好きな設定にできます。
SONY WF-1000XM3レビュー
音質を追求しつつ快適な使い心地で最高の逸品だ
この記事では、SONYの完全ワイヤレスイヤホン『WF-1000XM3』をレビューしました。
『WF-1000XM3』は、防水がなかったり、接続やバッテリーにちょっと弱いところがありましたが、他のイヤホンに比べると十分優秀と言えます。
音質はさすがSONYの一言しかでないくらい本物の音を聴かせてくれるし、ANCや外音取り込みなど各機能の完成度の高さが圧倒的です。
弱点があっても、まったく気にならないくらいメリット満載の
最高のワイヤレスイヤホンでした。
この価格帯のイヤホンになると、簡単には手を出しづらいものですが、買って後悔はないなと自信をもって言える素晴らしいイヤホンでしたので、もし迷っているなら、ぜひ手に入れて快適なイヤホンライフを手に入れいてください。
それでは今回は以上になります。ディズ(@_MONOGREAT_)でした。
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