どうも。
ワイヤレスイヤホンがどんどん増えているディズ(@_MONOGREAT_)です。
今回もガジェットを紹介していきますよ!!!
イヤホンで音楽を聴いていて、こんな困った経験ってありませんか?
- 後ろから車が来てて、危うくひかれかけた
- 友達から話しかけられたのに気付かず無視してしまった
- 車内アナウンスが聞こえず電車を降りれなかった
遮音性が高いイヤホンほど、こんな失敗をしがちですよね。
しかし!こんなときに便利な機能として、”外音取り込み機能(アンビエントサウンドモード)”ってのがあるんです!!!
この機能は、”周囲の音を拾って音楽と一緒に流してくれる機能”で、これさえあれば周りの様子がばっちり把握できるので失敗しません。
そんな外音取り込み機能は、1万円以上するようなハイエンド機種にしか搭載されておらず、これまでは「高値の花」のような機能でした。
しかーし、それもこれまでの話。
ついに1万円以下のイヤホンに外音取り込み機能を搭載する機種が現れました。
それが2019年10月5日に発売されたJabees
のFirefly です。
- 外音取り込み機能搭載
- 急速充電に対応 (10分で約2時間利用可能)
- IPX5の防水性能
- 遅延がほとんどない
- AAC対応でiPhoneに最適
これだけ揃って1万円以下とは、コスパが良すぎます。
ということで今回は、1万円以下なのに外音取り込み機能までついてしまった Jabees Firefly についてレビューしていきます。
動画でも解説してるから、ぜひ見てくれ!!!
この他にも、最新ワイヤレスイヤホンを価格ごとにまとめた「【2020年最新版】完全ワイヤレスイヤホンを価格別に徹底比較しました|おすすめ16機種」もありますので、参考にどうぞ。
それでは、レビューいきましょう!!!
完全ワイヤレスイヤホンJabees Fireflyの外観と付属品
Fireflyを製造している『Jabees』は、Bluetooth機器に特化したメーカーで、北米や欧州で広く販売実績を持つ信頼のおける会社です。
ベーシックモデルからハイエンドモデルまでのBluetooth機器の開発/製造/管理してきたノウハウにより、Bluetooth技術を持ちいたサウンドの分野では、世界最高峰レベルのノウハウを保有しています。
では、さっそくセット内容からみていきます。
- イヤホン本体&ケース
- イヤーピース8種類(ひとつは装着中)
- TYPE-C USBコード
- 説明書
※ACアダプターはついていません
箱は上からスライドさせて取り出すタイプで、よくある性能が書かれたパッケージなので、このままだとプレゼントには向かない感じ。もしプレゼントするなら包むものがほしいところです。
このイヤホンは、IPX5の防水性能を持ったワイヤレスイヤホンですので、お風呂には入れませんが、スポーツに使ったりや突然の大雨ぐらいなら余裕で防いでくれます。
防水性能のことで、あらゆる方向から水の噴射を直接浴びても機器本体に有害な影響がないことを表す等級のこと。
イヤホンは、ピアノブラック、クリスタルクリア(透明で中身が透けて見える)の2色のカラーバリエーションがあります。
イヤホン本体は光沢感があるプラスチック(ABS)製の躯体に、LEDライトが搭載されています。すべてが樹脂製で若干チープさを感じます。
ステップ1: 両側のFireflyイヤホンがスマートフォン等のBluetooth機器とペアリング接続されていることをご確認ください。
ステップ2:両側イヤホンのMFボタンを同時に3回クリックしてください。LEDライトの点滅がオフになります。
元に戻す場合は、もう一度同じ操作をしてください。
個人的には、このデザインは”普通”ですね。
重さは片方でわずか5gです。完全ワイヤレスイヤホンの重さは4~8gの間なので、平均的な重さになります。
操作は、イヤホンのJabeesのロゴ付近にある物理ボタンで行います。
カチッとした硬めの操作感でしっかりと押す必要がありますが、そのかわり、タッチパネルのような誤作動は起こりません。
イヤホンのみで音量がコントロールできるので、スマホを取り出す必要がなくなりますよ。
ボタン操作一覧
操作 | 効果 |
---|---|
1回押す | (再生中)再生/一時停止、(着信中)受話、(通話中)終話 |
2回押す | 左側:音声アシスタント起動・(音楽再生中)次の曲へ・(通話中)スマホと切り替え 右側:外音取り込み機能on/off |
2秒長押し | (着信中)着信拒否・(通話中)キャッチホンを受ける、 |
5秒長押し | 電源オフ |
再生中の長押し | 音量上げる(右)、音量下げる(左) |
それと、イヤーピースが8種類も用意されているので、多くの人の耳にフィットさせることができます。
収納ケースは、Jabeesのロゴがデザインされたラバー素材が表面に使われていてグリップ力が抜群です。個人的にケースを滑らせてよく落としちゃうんで、これは助かりました。
しかし、SoundPEATS TrueAirと比べると厚みは同じくらいなのに、幅は2倍くらいあって、ズボンのポケットに入れると、存在を主張してきますのでご注意を。
重さは単体で78gなのでちょっと重めですね。ちなみにTrueAirは約34gですので、倍以上の重さです。
軽く引き出すことで、イヤホンを取り出すことができます。一度ペアリングしてあげると、次回からは引き出したときに自動でペアリングします。
間違って引き出されたときも、イヤホンは磁石でくっついているので落ちることはありません。
イヤホンとケースは磁石で引っ張り合ってて、軽く置くだけで充電ポジションに収まってくれるので、充電を失敗することはありません。
イヤホン単体で3~4時間連続使用できて、ケースはイヤホンを3回満充電する容量を持っているので、併用することで合計16時間使えます。
最近のワイヤレスイヤホンにしては駆動時間が短めです。
ただし、急速充電が優秀でわずか10分で2時間も使用できて、満充電するまでに30分しかかかりません。
これは上位のワイヤレスイヤホンの中でもかなり早い速度なんですよ!!!
忙しくて時間がないときでも、サッと充電して使うことができるので使用時間が短いのをうまくカバーできています。
ちなみに、バッテリー検証したところ、音量50%くらいの外音取り込みモードで聞いてみましたが、なんと6時間連続使用することが出来ました。
これなら合計で24時間使えます。実験では仕様よりも長く使えたので、使い方次第では駆動時間を伸ばすことも可能のようです。
側面には、TYPE-C USB端子と充電ON/OFFのボタンがついています。また、どれだけ充電が残っているかLEDでお知らせしてくれるので、充電時期を見逃しません。
- LED4個点灯 ・・・99~100%
- LED4個目が点滅・・・75~99%
- LED3個目が点滅・・・50~75%
- LED2個目が点滅・・・25~50%
- LED1個目が点滅・・・0~25%
装着した感じですが、硬めのカナル型のイヤホンのため、圧迫感はあるものの、遮音性はなかなかでした。
イメージとしては、テレビの音量15くらいの音がほぼ聞こえなくなるレベルです。
8種類のイヤーピースがあるので、自分に合ったピースをつければ、頭をガンガンに振っても落ちることはないです。
ちなみに使用中はLEDが光るんですが、これは設定で消すこともできます。
ペアリング方法
Jabees Fireflyはマルチペアリングに対応しているので、事前に登録しておけば、左右で別々の機器に接続することができます。
ここでは、メイン端末とステレオでペアリングさせる方法を解説します。
Jabees Fireflyの仕様一覧
SoC(チップ) | 非公開 |
対応コーディック | AAC/SBC |
ドライバー | グラフェン振動板6mm ダイナミック型ドライバー |
イヤホン駆動時間 | 約3~4時間 |
ケース併用時 | 16時間 フル充電約3回分 |
重量 | イヤホン 4.9g ケース 78g 合計 87.8g |
急速充電 | 〇 10分で2時間 使用可能 |
充電時間 | イヤホン 30分 ケース 2時間 |
充電端子 | Type-C |
防水性能 | IPX5 |
操作方法 | ボタン式 |
接続性能 | Bluetooth 5.0 class 2 10m(障害物なし) |
ワイヤレス充電(Qi) | ✕ |
操作ボタンカスタム | ✕ |
左右独立使用 (モノモード) | 〇 |
オートポーズ機能 | ✕ |
通話時ノイズキャンセル | ✕ |
外音取り込み | 〇 |
マルチペアリング | 〇 2台 |
完全ワイヤレスイヤホンJabees Fireflyの音質は低音強めの良音で低遅延だ
イヤホンで気になるのは、やはり音質ですよね。
一般的にダイナミックドライバー(音を出す部品のこと)は、振動板が大きくなるほど音の表現が容易になり音質が向上すると言われています。
Fireflyの場合は、ダイヤモンド以上の硬度を持つというグラフェンダイアフラム製の6mm振動板を搭載したダイナミックドライバーで、ワイヤレスイヤホンの中では標準的なドライバーと言えます。
コーディックは、AACとSBCに対応していてiPhoneで使用すれば低遅延・高品質の音を表現することができます。
もちろん、androidでもAACには対応していますので問題ありません。
では、スペックを把握したところで、実際の音を聞いていきましょう。
Fireflyの音は、簡単に言うと ”低音が少し強めの良音”
特に低音の表現が素晴らしく強すぎず適度に響かせてくれます。
イコライザーで無理やり低音を強くしている感じではなく、生演奏のような自然な響かせ方で聞き疲れは少ないです。
高音では、割れたり刺さるようなことはありませんが、低音に比べるとひかえめな感じで距離が少し遠く感じました。
SOUND PEATS True Airと比べると、全体的にTrue Airのほうが良い音を出してます。Fireflyは歌声がほかの音に埋もれていてクリアさが足りない感じです。
こうしてみると、改めてtrue airの音質の良さに驚かされます。
これはtrue airの振動板がFireflyの約2倍の大きさであることが関係していそうです。
とはいえ、聞き比べてはじめてわかる違いですし、Firefly単体で聞いていれば良音と言えます。
次に、音の遅延についても検証します。
今回もこちらの動画でチェックしました↓
結果は、ほぼ遅延を感じません。
TureAirと同時に音楽を流したところ、 Fireflyのほうがわずかに早く再生されます。遅延に関してはTureAirより優秀ですね。
正確には0.1秒未満のズレがありますが、かなり注意して聞かないとわからないレベルです。
NetflixやYouTubeも違和感なく見れましたので、ライブ動画など低音の迫力が欲しい動画視聴に向いていますね。
さすがに音ゲーにそのまま使うのは厳しいかもしれませんが、最近の音ゲーならタイミングを調整する機能があるので、調整すればイケそうです。
完全ワイヤレスイヤホンJabees Fireflyの接続性能は”並”
ワイヤレスイヤホンを街中など電波が多いところで使うと、接続が切れて不快感を感じることありますよね。
そこで、接続性能についても検証してみました。
スマホをリビングに置いて、どこまで安定して繋がるか以下の状況で検証をします。
スマホ→木製ドア→5mの直線廊下→木製ドア→2m先の木製ドア
ここまでで約10mほど離れていますが、静かにしていると途切れずに聞こえました。
しかし、突然ロックな音楽がかかったので、思わず頭をシェイクしたところ、廊下に戻るまでプツプツ途切れが入ってしまいました。
また、階が変わったときも、途切れがたまに発生します。
通信可能な最大直線距離も検証したところ、ほぼ仕様通りの11mまでは、頭を振っても途切れることなく安定して繋がっていました。
それと、駅のような電波が多い場所で、どれだけの通信を保てるかの実験もしましょう。 田舎の熊本ではどこでもほとんど影響なく使えてしまうので、電波が多い状況を再現します。
実験に参加してくださるのは、我が家の“電子レンジ君”です。
この実験では、電子レンジに影響されず、どこまで近づけるかを確かめます。距離が近いほど影響を受けにくく、強い性能を持っていることになります。
Jabees Fireflyの測定結果は、5mまで近づいたところで影響を受けました。
TrueAirは2.8mで影響を受けていたので、単純にTrueAirの半分ほどの強さのようです。
総合的に判断して接続性能は、良くも悪くもない”並“といったところでしょうか。
完全ワイヤレスイヤホンJabees Fireflyの外音取り込み機能の効果は?
Jabees Fireflyの最大の魅力である「外音取り込み機能(アンビエントサウンドモード)」の効果を確かめてみましょう。
右耳のボタンをダブルクリックで起動オンオフができます。
実際に試してみると、”スピーカーの音“って感じで、本当の音と比べて若干大きめに聞こえてきました。
音楽再生中に会話を聞き取るには、音量20%くらいが限度で、それ以上になると話していることはわかりますが、会話の内容はわからなくなります。
周りの環境音を聞きたいときは、音量50%くらいまでなら車の接近など分かるようになります。
音量を大きくすると、ほとんど外の音は分からなくなるので、大音量で聞きたい人には、あまり意味はないかもしれません。
それと、スポーツ用途で使用したい場合も少し注意が必要です。
というのも、自転車で試してみたら、確かに車の音など聞くことはできるのですが、風切り音で音楽が聞きづらくなってしまうのでスピードがでる競技には向かないようです。
完全ワイヤレスイヤホンJabees Fireflyの気になるところ
今回使っていて気になったところは以下の2つでした。
- 通話ノイズキャンセルがない
- ケースが大きくホコリが付きやすい
イヤホンで通話も可能なんですが、ノイズキャンセルがついていませんので、周囲の音をガンガン拾います。そして、こちらの声は少しこもったように聞こえてしまうので、通話に使用するなら屋内のみでの使用をおすすめします。
ケースは表面に滑りにくい素材が使われていてグリップ力はあるんですが、ホコリも一緒にキャッチしてしまうので、神経質な人には無理かもしれません。
完全ワイヤレスイヤホンJabees Fireflyは外音取り込み機能付きで1万以下はコスパがいい
さて、最後に今回のJabees Fireflyの特徴をまとめてみましょう。
- 低音が強めの良音
- 外音取り込み機能搭載
- 急速充電に対応 (10分で約2時間利用可能)
- IPX5の防水性能
- 遅延がほとんどない
- AAC対応でiPhoneに最適
- 通話ノイズキャンセルがない
- ケースが大きく、ホコリがつきやすい
Fireflyは、こんな人にオススメです
- 1万円以下のイヤホンがいい
- 外音取り込み機能付きが欲しい
- 低音が効いた音が好き
- iPhoneユーザー
逆に、外音取り込みがなくてもいいなって人は、AVIOTTE-D01gとかSOUNDPEATS TrueAirをおすすめします。
最新ワイヤレスイヤホンを価格ごとにまとめた「【2020年最新版】完全ワイヤレスイヤホンを価格別に徹底比較しました|おすすめ16機種」も参考にどうぞ。
それでは、今回は以上になります。ありがとうございました。
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