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[書評☆4]英語学習にオススメ『英語多読すべての悩みは量が解決する!』

『英語を話したいけど、なかなか話したいことが出てこない。』『参考書で勉強してるのに話せる気がしない』

今回は、こんな英語学習に関する悩みを持つ読者にオススメの本をご紹介します。

その本とは、繁村一義さんと酒井邦秀さんの共著『英語多読 すべての悩みは量が解決する!』です。


繁村一義さんと酒井邦秀さんは、ともに「NPO多言語多読」の理事と理事長をされていて、語学学習における”多読学習”の普及につとめている二人です。
二人の中でも特に繁村一義さんは、高校時代に英語で学年最下位かつ学年唯一の赤点になるほど英語学習が苦手で、二十歳で英検3級すら落ちるほどだったとか。
ところが、この本で紹介されている”多読”に取り組むことで日本語が分かるメンバーがほとんどいないチームのリーダーとして仕事をしても、特に問題を感じないほどになったという。

今回の本『英語多読 すべての悩みは量が解決する!』は、☆4でした。
”多読”という勉強法は初めて知りましたが、字幕なしの映画や英語版マンガで英語力が少し上がった経験が私もありますので、多読は効果的な方法だと思います。
それでは、本書の魅力をレビューしてみます。

まったく新しい勉強法『多読』

これまで皆さんがやってきた英語学習はつらいものだったでしょう。 しかも、成果は思うように上がらなかった……。

 例えば、もし身近にTOEICテスト800点以上、900点以上なんていう「上級者」がいたら、こう尋ねてみましょう。

 「ペーパーバックは読めますか?」

 「映画やドラマは字幕なしで楽しめますか?」

 「緊張せずに英語を話せますか?」

 いわゆる上級者でも、どれか一つでも「もちろん」と答えられる人はめったにいないようです。

「はじめに つらくて成果の見えない英語学習」より

実は、悪いのは、これまでのさまざまな学習法なのです。

「はじめに つらくて成果の見えない英語学習」より

今までの英語学習では、実践的な英会話や英文読解ができるようにならない。なぜなら、学校で実施される英語学習には大きな欠点があるからだ。
従来の勉強方法は、「頑張る」「継続」「コツコツ」「根性」「辛抱」する勉強方法であり、継続するために強い精神力がいるために効果が出にくいとのこと。

多読のモットーは「楽しく!」です。

「はじめに 多読のモットーは「楽しく!」」より

多読は楽しく継続することができる。「楽しむ」ことは「頑張る」ことより強力で、学習を受け付けやすくなるとのこと。

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多読と従来の勉強方法との違い

 「これまでいろいろな機会に、さまざまな形で、頑張って英語学習をしてきたけれど、どうもうまくいかない」

と、ため息をついているかもしれませんし、

 「かなり頑張った、試験の点数も悪くない、でも本当に英語が身に付いた気がしない。もうワンランク上を目指したい」

「第一章これまでのあなたの英語学習法は間違いだらけ!」より

従来の英語学習では、このような悩みを持ちやすいが、それを筆者は次のような原因があり、さらに多読では問題を解決できると論じている。

皆さんが自分の英語学習に不足を感じる理由は皆さん自身にあるのではなく、これまでの英語教育と英語学習の欠陥のせいだと考えるようになりました。

これまでの英語教育や英語学習では、触れる英文の・・・・・、

・量が圧倒的に足りない

・質が極めて悪い

多読では、この2点を劇的に改善します。

「第一章これまでのあなたの英語学習法は間違いだらけ!」より

従来の英語学習では、中学、高校で読む英単語の量は10万字程度であり、それは多読にすると3週間で読めてしまう量である。6年間(約300週間)と3週間を比べると、実に1/100の期間であり、いかに多読の効率がいいか、いかに”従来の英語学習の効率が悪いか”を物語っている。

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多読の効果とは?

文中では、2歳から80歳まで様々な年代の人の多読体験談が書かれています。中でも気になったのが…

 *小学3年生の場合

 Rちゃんが小学校3年生の時の1月に、おかあさんが絵本の読み聞かせを始めたそうです。

 そして小学校5年生の秋には、アメリカの小学生向けの、文字ばかりのペーパーバック(Beverly Cleary 著Beezus and Ramona シリーズの一冊。アマゾンの表示では9歳から12 歳向け。)(図1)をケタケタ笑いながら読んでいた!

 絵本から始めてわずか1年半です。

 この話は試験の点数などよりもはるかに雄弁にRちゃんの英語力の進歩を語っていると思いますが、それではまだ納得しにくいかもしれないので、Rちゃんの英語の試験の話も書いておきます。

 Rちゃん親子は試験の点数には関心がなかったようで、Rちゃんが英検を受けたのは中学2年生の時。準2級を学校で受けさせられたのでした。前日に過去問を1回分だけやって試験に臨み、合格しました。

「第二章 「多読」にはどんな効果があるのか?」より

この話で重要なのは、従来の勉強方法で何十時間も頑張っても合格しないかもしれない試験に、ほぼ準備なしで受かったことで、従来の勉強方法と多読の効果の違いが顕著な例と言えると思います。

しかも、成功事例は大人になるにつれて増えていくとのことで、『大人だからもう遅い』とはならないのが魅力に感じた。

効率よすぎる多読の実践方法とは?

多読の三原則として、筆者は次のように定義しています。

多読三原則の1 辞書は捨てる

多読三原則の2 分からないところは飛ばす

多読三原則の3 合わないと思ったら投げる

「第三章 「多読」を可能にする3つの原則」より

従来の勉強方法では、必須と思われるような辞書やご法度のような読み飛ばしや諦めるということを、多読では捨てるとのこと。

なかなかとんでもない提案であるが、本書を読み進めてみると、それも納得できる。
むしろ、私も同じような経験があるので同意見だ。
この章では、それぞれの原則について詳しく解説しているのだが、その中でも多読の本質的なところは以下の文に伺える。

日本語に訳さなくても、英語に対して直接対応出来ている。これが大切なのです。

そして、こういった日本語に訳さなくても英語に直接対応できる言葉がどんどん増えていき、英語に慣れていくことが、多読の目的です。

「第三章 「多読」を可能にする3つの原則」より

この文が示す通り、多読とはいわゆる「英語脳」を効率的に作り上げることができる方法だと感じた。

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多読を始める本を選ぶ

筆者は、どんな英語レベルの人も始めるのは「絵本」から始めるべきと説明している。
なぜなら、絵本には絵があるため、何度も同じような英語が絵とともに出てくることで辞書を引かずとも内容を理解することができるからだ。

この本の前半では、多読の効果などを上げており、後半では筆者がオススメする本やWebサイトを紹介している。

多読について詳しく知りたい方は、ぜひ本書を手にとって読んでみてほしい。ちなみに、Amazonプライムリーディングでも読むことができる。月額400円で本書が読めますので、Amazonプライムを利用するほうがお得。

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