どうも。大迫力の音楽に魅了されているディズ(@_MONOGREAT_)です。
先日、イヤホンを数えてみたら、10台以上買っていることが分かって、さすがに買いすぎたなぁと思っているこのごろです。
しかし、ぼくもまだまだですね。
「完全ワイヤレスイヤホンで重低音を効かせるなんて無理だ」
なんてことをつい最近まで思ってたんですが…
その考えが見事に裏切られる素晴らしいイヤホンと出会っちゃいました。
そこで、今回紹介する”ときめくアイテム”は、そんな固定観念を完全にひっくり返してしまう素晴らしい完全ワイヤレスイヤホン
2019年7月12日発売の

始めに断っておきますが、このイヤホンは”人をだめにするイヤホン”なので、仕事が手につかない恐れがあります!!!
というのも、本当にワイヤレスイヤホンなのかと疑うほどの圧巻の重低音をもった逸品で、一度音楽を聴きだすと夢中になってしまうからです。
「重低音が効いた音を聴きたいけど、高中域も捨てたくないバランスがとれたイヤホンが欲しい」
そんな贅沢なイヤホンをお探しの方に、ぜひおすすめしたい製品です。
- 圧巻の重低音
- イヤホン単体15時間連続再生
- 最強クラスの接続性能
- 屋外での快適通話
- 複数台(3台まで確認)の機器登録が行えるマルチペアリング機能
- 高音質aptX/AACコーデックに対応
ということで、今回は圧巻の重低音の完全ワイヤレスイヤホン
それでは、さっそくいってみましょう!!!
YouTubeでもレビューしてます!!!
最新ワイヤレスイヤホンを価格ごとにまとめた「【2020年最新版】完全ワイヤレスイヤホンを価格別に徹底比較しました|おすすめ16機種」も参考にどうぞ。
audio technica ATH-CKS5TWの外観と付属品

まずは、箱を見てみましょう。
裏面や側面に商品の説明が書いてある 「ザ・商品箱」って感じの箱ですね。
では、さっさと開けちゃいます。

- イヤホン本体
- 充電ケース
- Type-C USBケーブル(30cm)
- イヤーピース4種類
- シリコンリング2種類
- 説明書
まずはケースから。

ケースは一度設定してしまえば、蓋を開くと電源が入って、自動でペアリングしてくれる便利な『オートパワーON/OFF機能』や『リセット機能』が付いています。
イヤホンに不具合がある時、イヤホンをケースに入れてUSBケーブルを抜き差しすることで、リセットされ不具合を直すことができる機能。
ちなみに、これでリセットしてもペアリングは解消されない。

ケース重量は57gで、ワイヤレスイヤホンのケースとしては標準的な重さです。

握ると、このぐらいのサイズ感。

表面はつや消しの塗装がされていて指紋がつきにくくなっています。

ケース表面には3つのLED がついていて、バッテリー残量をお知らせしてくれます。
1%~25% 左のみ点滅
25%~50% 真ん中のみ点滅
50%~75% 右のみ点滅
100% 10秒間白点灯後消灯

裏面にはType-CのUSBポートがあります。
最近のスマホは、Type-CのUSBが使われているので、スマホと同じケーブルが使えて便利です。

イヤホンは、ブラック・ブルー・カーキの3カラーが用意されています。

別カラーとして、“baanai”コラボレーション限定モデルであるATH-CKS5TW LTDがありますが、これはカラーが違うだけで仕様は全く同じです。

今回は、女性にも似合いそうな可愛いカーキを選んでみました。

躯体には、オーディオテクニカのロゴが刻まれています。ロゴの周りには光沢のある素材が使われていて高級感がありますね。

イヤホン重量は8g。通常のワイヤレスイヤホンは4~8gなので重量級です。

イヤホンには、スポーツに向いている『3Dループサポート付きのシリコンリング』がついています。ループが耳にフィットすることで安定性が増します。
もし、耳に合わない場合は、付属のループなしのシリコンリングに付け替えればOKです。

シリコンリングの取り外しはこのような感じ。

イヤーピースは、XS・S・M・Lの4種類が用意されていますので、女性や子供にもフィットさせることができます。
ちなみに、僕は S サイズでちょうどよかったです。

このイヤーピースは、耳の形にフィットするように形を変えるので耳への負担が少なく、音の出口を放射形状にすることで音質を向上させる効果を持っています。

イヤホン上部には、ボタンが付いていて音量調整や音楽の再生/一時停止などを操作することができます。

このボタン1つで、スマホはポケットに入れたまま、音楽や動画を操作可能です。
ちなみに、1回の操作で音量を6%ずつ上下させることができました。
操作方法一覧
操作 | 右 | 左 |
---|---|---|
1回押し | 再生/一時停止 (着信時)受話 (通話中)終話 | 音量アップ |
2回押し | 曲送り | 音量ダウン |
3回押し | 曲戻し | - |
3秒長押し | (着信時)着信拒否 (通話中)スマホとの切り替え | - |

※音声アシスタントの起動操作はありません。
残念な点は、防滴性能(IPX2)しかないこと。
この防滴性能(IPX2)は、小雨程度なら防ぐことができますが、それ以上になると厳しいので、大雨や大量の汗には弱く注意が必要です。
防水仕様ではないため、水をかけたり、水に浸けると故障の原因になります。
防水性能の規格ことで、IPX2は『防滴性能』と言われる。対象を15度傾けた状態で、上から落ちる水滴に対して保護されていることを意味する。お風呂などの高温多湿の場所では使用できない。
それでは、イヤホンを装着してみます!!!

付け方が甘くてちょっと浮いてますwww
装着方法は、つけたあとに後ろに回すようにすると安定します。
装着感は軽くて8gという重みは感じず、頭を振っても落ちる気配はありません。カナル型特有の圧迫感もあまり感じず、ループのサポートのおかげで負担が少なくて気持ちいいです。
しかし、イヤホンを付けたあと、ポジションが定まるまで少しモゾモゾと動くような感覚があるのが、ちょっと気になりました。

前から見るとこんな感じ。高さがあるので、少し耳から飛び出していますね。
ペアリング設定方法
ATH-CKS5TWは左右独立型のワイヤレスイヤホンなので、片耳だけで使うことができます。
左耳だけで使う場合は、Bluetooth 選択画面で『AT-Reseved』を選べばOKです!
ちなみに、左側だけ繋がらなかったときがあったんですが、一度スマホのペアリング一覧から削除して再設定すれば、復活しましたので試してみてください。
ATH-CKS5TWの仕様一覧
項目 | 内容 |
---|---|
SoC(チップ) | Qualcomm社製チップ |
対応コーディック | aptX/AAC/SBC |
ドライバー | PEEK+TPUを組み合わせた 10mm振動板搭載 ダイナミックドライバー1基 |
インピーダンス | 16Ω |
再生周波数帯域 | 5~40,000Hz |
イヤホン駆動時間 | 15時間再生 |
ケース併用時 | 45時間 フル充電約2回分 |
重量 | イヤホン 8g ケース 57g 合計 73g |
急速充電 | 10分で2時間 使用可能 |
充電時間 | イヤホン 2時間 ケース 3.5時間 |
充電端子 | Type-C |
防水性能 | IPX2防滴性能 |
操作方法 | ボタン式 |
接続性能 | Bluetooth 5.0 最大接続距離10m(障害物なし) |
ワイヤレス充電(Qi) | ✕ |
操作ボタンカスタム | △左右入れ替えは可 |
左右独立使用 (モノモード) | 〇 |
オートポーズ機能 | ✕ |
通話時ノイズキャンセル | 〇 |
外音取り込み | ✕ |
マルチペアリング | 〇 台数は不明 |
audio technica独自の重低音『SOLID BASS』は素晴らしい

さて気になる音質ですが、さすがオーディオテクニカですね。
ATH-CKS5TWに採用されている「SOLID BASS」シリーズの音質は、まさに素晴らしいの一言でした!!!
『夢中にさせる音』を目指して、既存の常識を凌駕し鮮やかな重低音サウンドを創出するオーディオテクニカ独自のサウンドを搭載した機種のこと。
『SOLID BASS』のATH-CKS5TWが出す音は驚きの迫力でした
ATH-CKS5TWで初めて音楽を聞いたとたん

ものすごい振動が伝わるっ!!!
目を閉じて聞けば…あれ?ここは?



えぇ?!!ライブ会場!!!?
って感じで、ものすごい大迫力の音楽に時間を忘れて酔いしれていました。
まさか完全ワイヤレスイヤホンで、ここまで迫力ある重低音を出せるものがあるとは…
良質な音を出すには、一般的にドライバーに搭載される振動板が大きいほど、音質を向上させることができると言われています。
一般的なワイヤレスイヤホンには、6mm程度の振動板が使用されますが、ATH-CKS5TWには、なんとΦ10mmの大型ドライバーが搭載されています。だから、これだけ大迫力のSOLID BASS特有の重低音が出せるんですね。


さらにイヤーピースが優秀で、音量40%くらいから周りの音がほとんど聞こえなくなります。耳の形に合わせて、音の広がりを邪魔しないので、単純な耳栓の効果以上のノイズキャンセルを発揮しています。
アクティブノイズキャンセルは、飛行機に乗ったときのような圧迫感を感じて苦手っていう人も多いんですが、ATH-CKS5TWなら優秀なイヤーピースのおかげで、アクティブノイズキャンセルなしでも音楽に浸ることができます。
安物のイヤホンとの違いって、こういう細かいところにでてくるんです。安いものだと、耳に着けていると、だんだん耳が疲れてきて長時間つけるのが難しいんですが、ATH-CKS5TWのイヤーピースなら5時間くらいつけっぱなしでも平気で、しかも音質まで良くしてくれるっていう優れものなんですよ。
次にオーケストラも聞いてみましたが、これまた臨場感がすごいっ!!
低音の迫力もさることながら、定位がしっかりしてるので奥行きのある音でまるで生演奏のような雰囲気が味わえます。
ただし音量を50%以上にしないと、迫力ある音は実感しずらいです。
また、低音が強い場合、高〜中域がおろそかになりがちですが、ATH-CKS5TWは全体的にバランス良く表現されていて高音の割れや刺さるような感じはありません。
さすがに高〜中域が得意なソニーのWF-1000XM3と比べてしまうと、高音は見劣りしますが…
しかし、ATH-CKS5TWは迫力の低音と合わさることで素晴らしい臨場感を生んでいるので、重低音を感じたい人には、ATH-CKS5TWのほうがオススメですよ。



ぼくはこっちの音が好き!!
ちなみに椎名林檎の「NIPPON」をATH-CK3TWと聴き比べてみたときの音がこちら。全体的にATH-CKS5TWのほうが低い音を出していることが分かります。逆に、ATH-CK3TWは高音もバランス良く出していますね。
ひとつ残念だったのが、周囲の音を聞くことができる『外音取り込み機能』がないこと。
この価格帯のイヤホンであれば、多くの機種に外音取り込み機能がついていますし、遮音性が高く周りの音がほとんど聞こえないので、あると便利な機能でした。
ATH-CKS5TWの遅延を検証した
基本的に、すべてのワイヤレスイヤホンは無線で接続されているため、映像と音がずれる「遅延」が発生します。
今回もこちらの動画で遅延をチェックしてみました。
各コーディックごとに確認してみたところ、どのコーディックを使っても、わずかに0.1秒ほどの遅延を感じました。
これはかなり注意して映像を確認しないと分からないレベルなので、動画の視聴にほぼ違和感はありません。
しかし、リズムゲームなどタイミングがシビアなゲームには違和感があるかもしれません。
cVcノイズキャンセルの効果で屋外でも通話できる
ATH-CKS5TWは、Qualcomm社のcVcノイズキャンセルが搭載されていますので、通話時に相手に届く自分の声をクリアにすることができます。
実際に試してみたところ、スマホほどの音質ではないものの、車の音や風の音が確実に小さくなっていて、声もはっきりと聞こえました。
これなら、仕事用の電話にも十分に使うことができます。
※cVcノイズキャンセルは、周囲の雑音を除去する機能ではないので注意
audio technica ATH-CKS5TWの接続安定性は?
完全ワイヤレスイヤホンの弱点として、駅などの電波が多い場所で音切れが発生することがよく知られています。
そこでATH-CKS5TWはどれぐらいの接続安定性を持っているのかを検証してみました。
結論としては、
ATH-CKS5TWの接続性能は超強力でした!!!
ではさっそく検証しましょう。
熊本では電波が途切れるようなところはなかなかないので、今回も我が家の電子レンジ君の登場です。
ATH-CKS5TWの結果は、なんと1.7m。
並の接続性能なら5m前後、50m先まで繋がるTrueAirでも2.8mで影響を受けることを考えると、かなり接続が強力であることが分かります。
また、2階の部屋に置いたスマホからどれだけ離れられるか検証したところ、以下のような経路で家の外まで出てしまいました。
部屋→木製ドア→5m廊下→階段→5m廊下→分厚い木製玄関ドア→5m先の庭


最大通信距離も測ってみたところ、TrueAirと同じく50mも余裕で繋がっていたので、これなら音楽が途切れることはほとんど心配しなくても良さそうです。
1か月使って気づいたaudio technica ATH-CKS5TWの尽きないバッテリー


ATH-CKS5TWは、イヤホン単体で15時間連続使用することができて、ケースと合わせると45時間も充電せずに使うことができます。
これまで1ヶ月使ってきましたが、イヤホンが充電切れになったことがありません。
むしろ充電切れにすることが難しいくらい。
一般的なイヤホンの駆動時間が5~10時間である中、15時間というタフさを持ち合わせているワイヤレスイヤホンは、ハイエンド機種の中でも類を見ないバッテリー性能です。
ATH-CKS5TWは、使い切ることが難しいくらいの最高のバッテリー性能でした。
専用アプリ「Connect」でaudio technica ATH-CKS5TWをカスタムできるが…微妙だよ


ATH-CKS5TWは、専用アプリ「Connect」が用意されています。
以下の操作ができます。
- コーディックの切り替え
- ボタン操作の左右入れ替え
- 音声ガイダンスの有無(接続時のメッセージなど)
- 説明書を読む
- 最後に接続された場所の表示
- アップデート
正直言ってこのアプリで操作できる範囲は、あまり自由度がありません。イコライザーはないし…ボタン操作は左右を入れ替えるだけだし…ここはちょっと期待していただけに残念でした。
ただ、『最後に接続したポイントを地図に表示してくれる機能』は使えます!


イヤホンを落としても、これなら見つけることができますね!
ちなみに、アプリと初めて接続した時に、ソフトウェアのアップデートが開始されます。
今後もアップデートがあれば、アプリを介して更新することができます。
ダウンロードはこちら↓
重低音にこだわるならaudio technica ATH-CKS5TWで間違いない
ATH-CKS5TWを一ヶ月ほど使っていて、改善してほしいポイントが3つほどでてきました。
- IPX2の防滴性能しかない
- アプリによるカスタムがイマイチ
- 外音取り込み機能がない
防滴でしかないので、雨の日の取り扱いに気を使いました。あとは、アプリの自由度が少ないのも残念。
それと、遮音性がかなり高くて周りの音が全く聞こえなくなりますので、周囲の音も音楽と一緒に聞ける『外音取り込み機能』も欲しかったですね。この価格帯であれば、この機能があっても良かったはず。
とまぁ改善してもらいたいところもありましたが、音質はピカイチだし、遮音性も高く没入感は相当なものがあります。
- 完全ワイヤレスなのに圧巻の重低音
- イヤホン単体で15時間連続再生できる
- 最強クラスの接続で音が途切れない
- 屋外での通話も快適
- 複数台の機器登録が行えるマルチペアリング機能
- 高音質aptX/AACコーデックに対応
そんなATH-CKS5TWは、こんな人にぜひ聞いてもらいたいです。
ライブのような臨場感で音楽に夢中になりたい人
一日中ずっと音楽を聴いていたい人
屋外でも途切れない音楽を楽しみたい人
あなたもATH-CKS5TWの音を聴いたら、その迫力に驚かされること間違いなしです。
イヤホンに14000円なんて高いと言われますが、それだけ出しても後悔はないと思えるほどの音質ですので、『ケースから取り出すだけで味わえる圧倒的ライブ感』をぜひ体験してみてください。
追伸:音質が気に入ったので、ブルーを追加購入してしまいました。気分によって付け替えてみよっかなぁ♫


ということで、今回は以上。ディズ(@_MONOGREAT_)でした。
最新ワイヤレスイヤホンを価格ごとにまとめた「【2020年最新版】完全ワイヤレスイヤホンを価格別に徹底比較しました|おすすめ16機種」も参考にどうぞ。
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